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防災・減災・治安に関する特別委員会(令和8年3月18日)
防災・減災・治安に関する特別委員会委員長報告
委員長 久保田 順一郎
防災・減災・治安に関する特別委員会における審査経過と結果について、ご報告を申し上げます。
本委員会は、
- 防災・減災に関すること
- 治安対策に関すること(子どもの安全含む)
- 公共インフラの老朽化対策に関すること
以上を付議事件として、昨年5月に設置されました。
以来、各定例会の委員会においては、これらの付議事件に関し、活発な議論を行ってまいりました。
また、県外調査では、宮城県において、女性の防災活動、防災・減災に係る自治体との連携、インフラ老朽化対策、地域の防災力やコミュニティ-強化の実現などについて、調査を行い、今後の取組への参考にすべく認識を深めてまいりました。
こうした取組の結果、3月4日の委員会において、今定例会をもって本委員会における付議事件の審査を終了するとともに、知事あてに提言書を提出することを確認し、全19項目からなる防災・減災・治安に関する提言を取りまとめ、全会一致をもって決定したところであります。
以下、その主な項目について申し上げます。
まず、防災・減災に関して、
- 災害時の県職員による受援・応援体制の強化、受援・応援職員の宿泊施設の確保、災害マネジメント総括支援員の増員に取り組むこと。
- 町内会長など地域活動を支える組織における意思決定者の女性割合の向上、女性防火クラブの継続的な活動など、災害時にも女性の意思が十分に反映されることを意識した取組を進めること。
- 避難所の受付について、アプリの導入などDX化による受付の迅速化を検討すること。
- 学校における防災教育の取組状況について、実態を調査するとともに、子どもたちの災害対応力の底上げを図ること。
- 森林火災発生時における消防本部や自衛隊など関係機関との連携を一層強化すること。また、消火薬剤の使用については、ゲル消火剤を含め有効な消火剤の使用を検討すること。
次に、治安対策に関して、
- 「高齢者向け詐欺・防犯対策体験型研修」及び「NO!詐欺キーパー講座」について、市町村と連携し広く普及すること。
- 急増・深刻化する状況を踏まえ、闇バイトによる犯罪の防止に努めること。
- ネットを発端として子どもが犯罪に巻き込まれる事例が増加している現状を踏まえ、関係部局間の連携を一層密にして取り組むこと。
次に、公共インフラの老朽化対策に関して、
- 老朽化、洪水等の災害を踏まえ、地元が安心できるよう市町村と連携しながら対策を進めること。
- インフラマネジメントについて地域インフラ群再生戦略マネジメントを取り入れ市町村への財政支援につなげること。
以上のとおりであります。
県当局におかれては、本委員会での議論を踏まえ、防災・減災・治安に対する施策をしっかりと推進していただくとともに、県民の皆様に日頃からの備えの重要性を周知・啓発していただくよう強く要望いたします。
なお、審査終了に伴う委員会報告書につきましても、内容審査を行い、全会一致をもって決定し、過日、議長あてに提出したところであります。
以上、申し上げまして、委員長報告といたします。
