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皆さん、こんにちは!競技力向上対策推進本部です。
10月8日(水曜日)に、「わたSHIGA輝く国スポ」が閉幕しました。
今年の国スポでも、多くの群馬県選手が全国の舞台で躍動しました。
しかし、総合成績は47都道府県中35位と、2029年の湯けむり国スポに向けて課題が浮き彫りとなる結果となりました。
開会式では、山本一太本部長も見守る中、選手団が観客の大きな声援に応えながら堂々と入場しました。
旗手は、ソフトボール少年女子の相須絵恋(あいす えれん)選手が務め、力強く選手団を先導してくれました。
初めての国スポの会場の熱気に触れ、衝撃を受けた選手も多く、その新鮮な表情が印象的でした。
ぜひ、「この舞台にもう一度立つ!!」というのも一つのモチベーションにして、日ごろの練習に励んでほしいと思います。
国民スポーツ大会で優秀な成績を収めるには、県内の競争を勝ち抜くだけでなく、全国のさらに上の舞台で勝ちたいという強い意欲が必要です。
現在群馬県で実施している、ジュニア選手海外派遣支援事業(通称:YAOP)なども活用し、さらなる意識の向上を図っていきます。
今年の国民スポーツ大会では、群馬県選手は3人の優勝者が誕生しました。
1.レスリング 成年男子 グレコローマン60キログラム級 優勝
五味虹登(ごみ こうと)選手
育英大学に所属する五味選手は、決勝で前回王者でもある地元滋賀の選手相手に、アウェーの中でも粘り強く戦い、9-9の内容勝ちで優勝を果たしました。
2.ボクシング 成年男子 ライトウェルター級 優勝
渡辺大虎(わたなべ だいと)選手
今年からカテゴリーが成年となり、厳しい戦いが予想された中、トップレベルの技術をもって相手選手を圧倒し、見事優勝を飾りました。
3.陸上競技 成年女子 棒高跳び 優勝
村田蒼空(むらた そら)選手
村田選手は、4メートル20センチメートルを跳び、大会タイ記録を出しました。
「スーパーキッズ」出身で、昨年に続き2連覇を達成するという、大変誇らしい結果をあげられました。
次週以降も群馬県選手の活躍を詳しく紹介するとともに、来年以降の課題を分析し、2029年の「湯けむり国スポ」での飛躍に向けた対策を検討していきます。
※スーパーキッズ…県内の小学4年生を対象に、各種体力測定による選考を実施し、体力・運動能力に優れた人材を早期に発掘して、関係団体との連携・協力により、子どもたちの発育段階に応じた計画的・継続的な育成を図る事業です。