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皆さん、こんにちは!群馬県スポーツ競技力向上対策推進本部です
先日、桐生市立清流中学校にて、バドミントン競技の県指定強化選手(小学生・中学生)を対象に実施された強化練習会および栄養講習会を視察しました。
特に栄養講習は、バドミントン協会とスポーツ栄養士がマッチングして初めての事業だったので、非常に興味深いものでした。

バドミントン強化練習では、フットワークの基礎や、より実戦を想定したパターン練習が中心に行われていました。
指定強化選手としての誇りを持った小・中学生たちのプレーは気迫十分で、コーチ陣の熱のこもった指導に対し、一本一本のショットに集中し、質の高いラリーを繰り返していました。
スピードが年々上がっている近年のバドミントンにおいて、正確なラケットワークと素早い反応は不可欠です。

また、ラケットを握る前の1時間を、インターバル走や縄跳びなどの基礎トレーニングに充てていたのが印象的でした。
小学生の練習では、中学生の代表選手が先頭に立ってお手本を披露しており、一貫指導体制が効果的に機能している様子が見られました。

栄養講習会では、群馬県認定スポーツ栄養士の方から、複数種類のお皿を摂取することや体重管理の重要性が話されました。
日頃の食事内容や目標設定をワークシートに記入するなど、双方向の講義を行っていたのが印象的でした。
保護者の方々にも多数ご参加いただき、家庭でのサポート体制についても理解を深めていただける良い機会となりました。
これから継続的にバドミントン協会と栄養士が関わる中で、よりバドミントンに特化した講義・そして個別的サポートがなされることを期待しています。

技術を磨くこと、そしてその技術を発揮するための強い体を作ること。 今回の事業が、将来のトップアスリートへと成長する土台となることを願っています。
推進本部では、引き続き医・科学も活用した競技力向上の支援を行っていまいります。
