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皆さん、こんにちは!群馬県スポーツ競技力向上対策推進本部です。
先日、空手道競技における専門家によるメディカルサポート事業を視察しました。
空手道連盟では今年度、河田スポーツアナリストや関係機関が仲介役となり、栄養士およびアスレティックトレーナーのマッチングが実現しました。
今回はその一回目として、空手道連盟の医科学担当者が中心となって企画された、選手・指導者に向け講習会の様子をレポートします。

空手道は俊敏さや一瞬の爆発力と、トーナメントを勝ち抜くスタミナが求められる競技です。
強化練習会ではまず、群馬大学委託事業である体組成測定を実施し、自分の身体の状態を数値で客観的に把握し、その結果を踏まえて、2つの講義を傾聴しました。

初めに、2名の認定スポーツ栄養士から「勝てる身体をつくる食事戦略」についてレクチャーがありました。
1人目の栄養士の方からは、各栄養素の特徴や推奨摂取量・適切な補食についての講義で、日々の食事を振り返るワーキングタイムを通じて、実践的な知識を深めました。
2人目の栄養士の方からは、試合に向けた体重管理や、適切な増量・減量のアプローチなど、栄養マネジメントというコンディショニングに直結する専門的な講義が行われました。


続いて行われたアスレティックトレーナーによる講習会では、競技の土台となる身体機能の向上について説明がありました。持久力や瞬発力など、日ごろ漠然と意識している能力を細かく紐解き、科学的定義に基づいた最適なトレーニング法が紹介されました。
身体的機能を具体的に再定義することで、日ごろのトレーニングを見直す貴重なきっかけとなりました。

「感覚」だけでなく、理論に基づいた「エビデンス(証拠)」を裏付けにすることで、選手たちの眼差しにはより一層のやる気と自信が宿っていました。
これは、群馬県が目指す「エビデンスデータに基づく競技力の向上」をまさに体現する姿です。
推進本部では、今後も競技団体の医科学活用を後押しし、オール群馬での競技力向上を進めていきます。