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皆さん、こんにちは!群馬県スポーツ競技力向上対策推進本部です。
先日、国スポ成年男子サッカーにおいて群馬県代表の主軸を担う「tonan前橋」の強化練習を視察しました。
地域に根差し、普及から強化までを一貫して担うその組織運営には、2029年、そしてその先の群馬スポーツを支えるための重要なヒントが詰まっていました。

グラウンドに足を踏み入れてまず驚かされたのは、その圧倒的な「熱量」と「真剣度」でした。
練習は、複数名の専門指導者と、国際色豊かな外国人選手も含めた多くの選手たちがハイレベルな環境で練習を行っていました。

全員で円陣を組み、戦術を細部まで共有する姿には試合に懸ける真剣な思いが伝わってきました。
3チームに分かれたビルドアップの確認では、一瞬の隙も許さない実戦さながらのプレーが展開されていました。

tonan前橋において、特筆すべきは選手・指導者のライフスタイルです。
彼らは平日の日中に練習を行い、その後はそれぞれの職場へと向かいます。その職場とは、学童保育、グラウンド管理、施設運営など、「サッカーを支える裏方の仕事」が中心です。
「サッカーをやりたい」という情熱を持った人々が集まり、自ら環境を整え、次世代へ還元するという循環が整っています。

サッカー界には、洗練されたシステムが確立されています。
例えば、選手登録から指導者履歴、試合結果までを統括するシステムが整備されており、選手の成長を長期的に追うことが可能です。
また、指導者資格の取得が徹底されており、地域クラブで教える機会が当たり前に提供されています。
これにより、知識が現場に還元され、引退後のキャリア形成もスムーズになる合理的な仕組みが構築されています。
そして、昇降格・資格制度により、 常に緊張感のある競技環境と、指導者の質を維持するライセンス制度が、競技全体の代謝を良くしています。
私たち推進本部もこれまで、競技団体への専門員配置やジュニア育成事業の推進など、組織力の強化と強化策の改革を重ねてきました。そして来年度からは、強化拠点制度(GuTS)が始動します。
2029年「湯けむり国スポ・全スポぐんま」での総合優勝を一つの大きな通過点とし、群馬のスポーツが次世代へ永続的に還元される仕組みを、これからも一歩ずつ形にしていきます!

tonan前橋のホームページはこちら<外部リンク>