本文
皆さん、こんにちは!群馬県競技力向上対策推進本部です。
先日、現役引退をされたスピードスケート女子、佐藤綾乃(さとうあやの)選手が群馬県知事を表敬訪問されました。
佐藤選手は北海道のご出身ですが、高崎健康福祉大学在学中に平昌2018冬季五輪に出場。同大会のチームパシュート(団体追い抜き)で見事金メダルを獲得されました。続く北京2022冬季五輪での銀メダル、そして先般のミラノ・コルティナ2026五輪での銅メダルと、同種目において3大会連続でメダルを獲得するという、日本スケート界に刻まれる偉業を成し遂げた本県ゆかりのトップアスリートです。
今回はそんな佐藤選手の現役引退と今後の展望、今後の人生そして群馬県に対する思いをレポートします。
知事室に現れた佐藤選手は、氷上の鋭い眼差しとは対照的な、清々しく晴れやかな笑顔を見せてくれました。
自らの集大成と位置付けたミラノ五輪を終え、「すべてを出し切った」「競技への後悔は全くありません」という迷いのない言葉からは、世界の頂点を走り抜けた者だけが到達できる、確かな充足感が伝わってきました。
今後は指導者の道ではなく、一社会人として新たなフィールドへ挑む決意を固めています。
平昌五輪金メダル獲得の高崎でのパレードは「一生の宝物」だと語る佐藤選手。大学卒業後も変わらず温かな声援を送り続けた群馬県民の存在が、過酷なトレーニングや3大会連続メダル獲得を支える大きな力になったと語ってくださいました。
我々本部でも、ミラノ五輪開催期間中は県庁1階の大型LEDビジョンに応援スライドを掲出してきましたが、佐藤選手からも「大変励みになった」との温かい言葉をいただきました。
今後は子ども向けのスケート教室などを通じ、「スポーツを好きになるきっかけづくり」に携わりたいという佐藤選手。もし開催される際にはぜひ群馬県で彼女が培った「勝負の哲学」が、次世代のジュニア選手たちに還元していただけることを楽しみしております。
佐藤選手の代名詞ともいえる輝くような笑顔。その背景には、高崎健康福祉大学女子スケート部の合言葉である「辛い時ほど笑顔で」という精神がありました。
緻密な戦略と高い技術が求められるチームパシュートにおいて、こうした「揺るがないフィロソフィー(哲学)」こそが、チームを鼓舞し、3大会連続メダルという金字塔を打ち立てる原動力となったのではないでしょうか。
競技生活という大きな節目を終え、次なるステージへと歩み出す佐藤選手。現役生活、本当にお疲れ様でした。
群馬県スポーツ競技力向上対策推進本部一同、佐藤選手の新たな門出を全力で応援しております。