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子宮頸がんについて

更新日:2024年3月14日 印刷ページ表示

子宮頸がんとは子宮頸がん予防について群馬県の取組TikTok動画オリジナル啓発グッズ関連リンク

子宮頸がんとは

子宮頸がんは、子宮の出入り口にできるがんのことで、主にHPV(ヒトパピローマウイルス)の感染が原因です。
日本では、毎年約10,000人以上の女性が新たに子宮頸がんにかかり、年間約3,000人の女性が子宮頸がんで亡くなっています。
また、子宮頸がんにかかる女性の約16%が20~30代で、子宮頸がんになる前段階の上皮内がんを含めると約38%がかかっています。

初期では、ほとんどの場合自覚症状がなく、進行すると不正出血や月経不順といった症状が見られます。
このような症状が見られた場合は、すぐに医療機関を受診してください。
自分では気付きにくい病気であるため、以下の方法で予防することが大切です。

  • HPVワクチン接種:子宮頸がんの原因となるヒトパピローマウイルス(HPV)の感染を防ぐ予防接種です。​
  • 子宮頸がん検診:定期的な検診により、がんになる前の段階やがんの初期に発見することができます。

子宮頸がんの進行の画像
 出典:リーフレット「HPVワクチンについて知ってください~あなたと関係のある“がん”があります~」厚生労働省

 子宮頸がんについて、もっと詳しく知りたいときは…

子宮頸がん予防について

HPV(ヒトパピローマウイルス)ワクチンについて

HPV(ヒトパピローマウイルス)は、女性の多くが一生に一度は感染すると言われている、一般的なウイルスです。
男女問わず感染し、子宮頸がん以外にも、肛門がんや腟がん、尖圭コンジローマなどの疾患に繋がる可能性があります。

HPVワクチンは、子宮頸がんの原因であるヒトパピローマウイルス(HPV)の感染を予防するワクチンです。
子宮頸がんの中には検診で見つかりにくいがんもあるため、できる限りウイルスに感染する前のワクチン接種が大切です。

子宮頸がん検診について

HPVワクチンを接種することで、子宮頸がんをおこしやすいウイルスの感染を防ぎ、子宮頸がんの原因の50~90%を予防することができるとされています。

ただし、HPVワクチンで予防できないウイルスもあるため、ワクチンを接種していても、20歳以上の方2年に1回、子宮頸がん検診を受けることが大切です。

がん検診を受けて、がんを早期に発見し治療することで、身体の負担や、治療に係るお金・時間を軽減することができます。

 市町村のがん検診の問い合わせ先

群馬県の取組

高校生リバースメンター事業

令和5年度に群馬県が実施した「高校生リバースメンター事業」<外部リンク>において、高校生から子宮頸がん予防に関する提言がありました。

 ▼委嘱の様子
リバースメンターの画像<外部リンク>
 ▼提言会の様子
リバースメンター提言会の画像<外部リンク>

この提言を受けて、群馬県では、10代の若い世代に向けて、TikTok動画の作成・配信と啓発資材の配布を実施しました。

TikTok動画で啓発ダンスを配信

TOKYO FMのラジオ番組「SCHOOL OF LOCK!」とのコラボレーションにより、子宮頸がん予防を啓発するTikTok動画を作成しました。高校生と「SCHOOL OF LOCK!」のCOCO教頭が、高校生発案のダンスを披露。現在配信中ですので、是非チェックしてください。

<群馬県tsulunos>​
どちらも内容は同じものです。

<SCOOL OF LOCK>

オリジナル啓発グッズの配布

県内の女子高校生に向けて、啓発用メッセージを載せた生理用品を配布しました。高校生の意見を取り入れたステッカーデザインになっています。

オリジナルデザイングッズ

その他の取組

その他、群馬県では次の事業に取り組んでいます。

令和3年度思春期保健対策事業

GUNMA"LoveMyself"プロジェクト(群馬県思春期保健対策事業)<外部リンク>

関連リンク

国立がん研究センター<外部リンク>