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平成30年度 第2回群馬県観光審議会結果概要

日時:平成31年3月13日(水)14時00分~16時00分
会場:群馬県庁29階 第一特別会議室

1 開会

2 会長挨拶

3 主催者挨拶

4 報告

  1. 平成31年度当初予算、事業概要について
  2. ググっとぐんま観光キャンペーンの実施結果について
  3. 群馬プレデスティネーションキャンペーンについて
  4. 名古屋事務所の廃止について

5 審議

  1. 平成31年度実施事業について

6 意見交換

【A委員】

  • 千客万来支援事業について、DCもあるので、バス・タクシーが利用しやすいように、観光客のシームレスな移動ができるようにしていただきたい。
  • 電子マネーで交通機関が乗れるようになってきているが、群馬県内はまだまだ入っていないところもある。外国の方は小銭での乗り降りは大変なので、電子マネーの導入についても、初期投資もあるので、補助が可能であれば導入いただきたい。
  • 多言語案内等も協力してやっていきたい。

【B委員】

  • 富岡製糸場の入込客数が落ち込んでいることについて、現状分析はどうか。東京のバス会社のチラシを見ると富岡製糸場が立ち寄り地、目的地になっているものの、短時間しか滞在しない状況であり、問題であると考えているが、どうか。

(関係課から回答)

  • 平成27年度から、富岡市などで分析が実施され、その結果を反映した取組がされている。
  • 文化庁の調査によれば、世界遺産に登録されると、知名度が上がり、観光客・来訪者が増加するというのが顕著である。石見銀山や、平泉等は登録一年後の来場者は、登録前年の約2倍だったが、富岡製糸場については、首都圏に近いということもあるが、同約4倍と爆発的に多かったため、リバウンドも大きいのではないか。
  • 今年は世界遺産登録5周年であり、イベントを開催予定。来訪者の減少が下げ止まるように取り組んでいきたい。

【B委員】

  • 数が減っていくのはしょうがない。地元でいろいろ話を聞くと、滞在時間が70分~90分くらいで、お金が落ちない。数よりも滞在時間を伸ばすために、どうやって人を滞留させるかを考えることが大事だと思うが、どうか。

(関係課から回答)

  • そういった指摘もあるので、食事場所等の取組もしているところだが、引き続き取り組んでいきたい。

【B委員】

  • 上野三碑についても、いろいろ取組が行われているが、歴史文化遺産ということで、製糸場の状況も踏まえた取組が進んでいるのか。

(関係課から回答)

  • 29年度は、多胡碑記念館の訪問者が2~3倍程度増加した。30年度は登録翌年度であり、若干減っている。
  • 富岡製糸場ほどのリバウンドは無いが、観光素材としては性質が異なると考える。視覚的にすごさが分かる物ではなく、作られた経緯・描かれている内容等が価値として認められているものであり、それを多くの人に伝えることが大切。上野三碑単体では難しいので、製糸場とあわせて訪問していただく取組を実施している。
  • 県内の古墳については、ツアー造成の提案をし、実際に商品化もされている。そういった取組で、より多くの人に知ってもらいたい。

【B委員】

  • 古墳群との連携は凄く大事である。ただ、県のホームページを拝見すると、歴史博物館を筆頭に、各市町村の歴史民俗資料館がずらーっと出ていて、どこに行ったらいいか分からない。上野三碑や古墳群について、どこに行ったら一番学べるのかが分からない。観光客視点に立った情報提供をしてもらえたらと思う。
  • 富岡製糸場に立ち寄る周遊観光バスはめがね橋には行っているが、妙義神社や榛名神社には行っていない。榛名神社には是非立ち寄っていただいて、伊香保、四万、草津方面に宿泊していただきたい。国道18号から先がバスが行きやすい道が無いと考えている。何とかならないのかと考えているが、どうか。

(関係課から回答)

  • 西毛広域幹線道路を平成39年度までの全線開通を目標に整備している。
  • この道路の整備により、富岡製糸場から他の観光施設への周遊性が向上するものと考えている。
  • 製糸場から榛名神社への周遊を考えた場合、西毛広域幹線道路を通って、安中市内で国道18号を経由の上、高崎市内で国道406号に接続し、その後、県道安中榛名湖線を利用して、榛名神社へ行くルートが一般的であるが、これまで以上に行きやすくなる。
  • なお、全ての路線が2車線道路で、大型の観光バスも通行可能である。

【B委員】

  • 西毛広域幹線道路が開通すると、各資源の活性化に繋がると思うので、非常によろしいと思う。
  • SLの運行について、2路線で行っていただいているが、みなかみは入り込みが落ちていて、年々下がってきているようである。乗客に観光客が少ないという意見も聞く。もったいないと考えている。スイスの鉄道観光など、参考にしながら、もう少しなんとかならないのかと考えるが、どうか。

(A委員より回答)

  • 分析はなかなか難しい部分もあるが、SL以外のイベント列車の運行も企画するなどして、新しいお客様に来てもらえるようにしていきたい。

【B委員】

  • いろいろな取組が行われており、素晴らしいと感じる。本質的な問題として、ヨーロッパの事例を見ると、車窓景観が大事だと思う。みなかみのSLは著名な山岳景観が見えてくる場所だが、周りの景色は工場や看板などであり、美しくはない状況である。県と沿線の自治体と連携しながら、沿線の景観を良くしようという取組も必要であるので是非お願いしたい。
  • 稜線トレイルについては、県の固有の資源を活かそうという取組で非常に良いと思うが、時間がかかると思う。地道にやっていかなければならない取組で、将来的には、いろいろな展開が可能になると思う。事業の中身をみると、それなりに実績を上げているスキーや、リバースポーツ関係の事業について来年度の取組があまり無いと考えるが、どうか。

(関係課から回答)

  • 観光局としては、観光宣伝のなかで、広く周知し、誘客に繋げるのが最大の支援策と考えている。今回のプレDCでも、山岳スポーツや、ウォーターアクティビティも、主要な観光素材としてPRしていく。
  • スキーについては、オーストラリアへのスキー博出展により、外国人誘客に繋げたいと考えている。
  • アウトドアスポーツは、インバウンド誘客素材として非常に魅力があると考えている。現在、英語でのアウトドアスポーツのパンフレットも作成している。
  • スキー場は、天候に影響される。また、長い目で見ると、スキー人口は減少する。県のスキー場経営者協会等とも連携し、企画、広域的な支援も考えているところである。

【B委員】

  • 緻密な対応を図っていただいているようで、安心した。近年のスキー人口はどうか。

(関係課から回答)

  • 横ばいである。長期的に見ると、減少傾向である。

【C委員】

  • 世界遺産に来る人は減少しているものの、昨年12月から98%と下げ止まり傾向をみせている。
  • 文化財としての縛りや、施設の老朽化もあるなかで、非常に縛られた企画になってしまう面もあるが、少しでも滞在時間の延長につながるように頑張りたい。
  • 製糸場への外国人旅行者については、一番は台湾、中国、アメリカと続く。中国がかなり増加している。解説員も努力しており、英語の他に、中国語も取り入れていきたい。
  • ぐんまちゃんパスポートだが、ファーストステージの緑については、こどもが非常にうれしがっており、家族単位での発券が目立った。スタンプ押せる場所で発券できればありがたい、という意見ももらっている。

【D委員】

  • 外国からのお客様は、来たからには体験したいという人が増えていると感じる。たくさん観光客がくるのでしょうがないとおもうが、化繊のものを使っていたり、本物ではないものをPRしている感じがしてしまう。本物の日本を伝えられたら良いなと思っている。
  • 本物の絹の着物や生地を買えるイベント、着物を着て集まれるイベント等を定期的に開催することで、若い人には響くのではないか。
  • 群馬の日本酒のイベントを東京等で開催しても良いのでは。群馬のお酒として、まとまって、PRしていけば、群馬の日本酒のPRになるのではないか。
  • 英語の対応についても、各店舗の店主がどうやって外国の方と関わるのか。片言でも良いので、コミュニケーションをとる気持ちが必要。ちょっとした英語を学べる機会や、抵抗をなくすような活動も必要なのではないかと感じる。

【E委員】

  • 片言でも良いと思うが、少しでも多言語を使えると、それがおもてなしに繋がると思う。観光果樹園も海外の方の利用が多くなっているので、そういったことが必要かなと感じる。
  • 群馬DCがこれから始まるが、県民が知らなすぎると感じる。知っている我々が伝えなければいけないうということもあるが、携わる者が知らないと、県外や、海外から来た方に、魅力を伝えていけないと思っている。

【F委員】

  • ぐんま乗換コンシェルジュを利用する方がこれから増えるのではないかと感じる。問合せで、どういう風に行くのか、という電話が多いので、これが広まれば、群馬に来やすくなるのではないか。
  • バスの本数が少ないということがあるが、計画的に時間を見て来ている方にとっては、助かるのでないか。
  • 幼稚園の団体が体験に来たが、英語で喋っていた。こちらは日本語しか喋れず、何か喋れないといけないなと痛切に感じた。

【G委員】

  • 観光キャンペーン実施の結果、入込客数が減っており、減っている原因は挙がっているが、ファミリー層が減っているのか、年齢層が高い方が減っているのか。家計を考えると、観光は、二の次、三の次になってしまうと感じる。火山、台風、猛暑以外にも、経済的な面の影響も大きいのではないか。
  • 人口が減っているなかで、各県が同じパイを奪い合っているイメージがある。北信越と連携を取って、何とかできないか。

【H委員】

  • 国内マーケットは右肩下がりだが、一方で、訪日客が3000万人を超えて、大きな伸びとなっている。観光産業は、自動車産業に迫る勢いである。観光を使って交流人口と雇用を生み出す戦略に変わってきている。
  • パイの取り合いについては、差別化が非常に大事。長野県も山を打ち出しているなかで、「群馬ならでは」を改めて考えたうえで、戦略を立てるべき。
  • ぐんま乗換コンシェルジュは非常に先進的である。旅ナカでも旅マエでも活用をしていければと思う。
  • 日本全国で体験が商品化されているが、商品というのはオープンに情報が取得できて、検討できて、買える状況のものをいう。DCのホームページは、まだまだノーフォトの情報がある。すき焼きの情報も2店舗掲載という状況である。観光の情報入手の半分以上はWEBである。オープンに商品を検討でき、どこに電話すれば、どの予約ボタンを押せば買えるかを明確にしていくべき。DCは一つのきっかけである。DC以降に向けて、体験の商品化、販売までのフローを整備できれば。
  • 20代~30代では、温泉のイメージや、訴求力が低下している。群馬は温泉の魅力で今まで観光に来てもらっていたが、食・文化を掛け合わせたコンテンツが大切である。
  • 外国人旅行者については、群馬に来る方は、日本に来て3回目以降の人が多く、主なターゲットになる。旅ナカでのプロモーションの優先度を視野にいれていただきたい。旅ナカでの「ネクスト群馬」が非常に重要。訪日リピーターの獲得戦略になる。
  • セールスをするにしても、改めて、群馬のコンテンツを整理・テーマ分けし、どの商品が足りなくて開発が必要なのか、どの商品を繋げてルート化したら魅力的なのかを整理したうえで、セールスをする。セールスは検証である。検証によって商品が磨かれ、新たな商品が作られるというPDCAのサイクルを是非回して欲しい。きちんと観光をマネジメントするうえで、DMOの役割かもしれないが、観光資源の整理から始まるセールスの一連性は重要。

【I委員】

  • 温泉協会や観光協会でも、タクシーのプリペイドカードを知らない状況である。そのような交通の情報も共有すべきである。
  • 観光地の活性化の鍵は、個人旅行の外国人、65歳以上の高齢者と75歳以上の後期高齢者、女子旅である。その方達が使っているのが、公共交通と二次交通である。バスを乗りやすいようにして欲しいという意見をよく聞く。
  • 今後群馬の観光を活性化していくために、ライフラインである交通を失うと、地域の住民・観光関係者にとっては閉塞感が高くなり、群馬の観光力の減退につながる。ライフラインのないところに発展はない。
  • 今後、交通全体のバランス、乗物の大きさ、観光地を繋げる予約制の交通も含めて、観光目線で体型的に県で交通を考えてもらいたい。

【J委員】

  • 観光業から見て、一番感じるのは、デジタルマーケティングが進んできていること。決して紙のパンフレットがダメだと言うわけではないが、行った人しか使えない。旅マエで紙を持つ人はほとんどいない。これからはインターネット、AIを制する者が観光で生き残るという考え方もある。
  • どうやって群馬に呼ぶかについては、差別化が必要。一番他県と違うのが、東京に近いというところである。あるものをまずは活かすのが一番重要だと思う。生かすためにどうすればという部分については、デジタルマーケティングである。先進地では、前の週のデータを参考にして、次の戦略を立てるというのも聞いている。データをしっかり、早く取るのが一番重要になってくる。
  • 人口規模等から考えて、注目していかなければならないのは中国。中国では、北京オリンピックに向けて大号令がかかっている。例えばスキーであれば、中国は天然の雪があまりないので、東京から近いところに天然の雪があるということで、群馬の一番の売り素材になるのではないか。今は、何を、どうするかを絞りながらやらないと、広げすぎると、ぼやけてしまう。
  • 海外の人がわかりやすいように、印象に残りやすいように、見せ方を考えないと、生き残って行けない。あるものを、どう見せるか。工夫をちょっとすれば、群馬の魅力はたくさんあるので、観光客を引っ張ってくることは可能。
  • 1県だけでやるには、費用・労力の面で大変だと思うので、広域での連携・協力するのはいい方向だと思う。他県と協力しながら、そのなかでも、群馬に来てもらえれば良いと思う。

【K委員】

  • JNTOとして地域連携および地域DMOとは、まだネットワークを十分に構築できていない部分もあるが、今年来年でラグビーワールドカップ・オリパラなどがあり、首都圏に宿泊が集中する時に、首都から半径100キロ圏内の地域にどう分散させるかが至上命題であると考えるため、DMOとは連携していきたい。
  • 地域の分散化のほか、時期の分散化については、これから桜のシーズンで、訪日客が集中する時期になってくる。脱桜というところで、何ができるかを考えている。時期的には桜前線が北上するにあたって、東北・北海道を絡められれば、GWまでは分散できると考えている。近県ではネモフィラや、藤棚もSNSでは好評である。群馬県でもつつじ、藤等をどう見せるかによって、誘客に繋がるのかと思う。

【B委員】

  • ぐんま乗換えコンシェルジュは、凄く良いと思う。観光情報の提供には、3つの段階があり、1つ目は動機付け、2段目は観光計画段階の情報提供、3段目は、現地での行動段階での情報提供である。1段目については、DCや、ぐんまちゃん家等での情報提供がある。2段目については、観光情報誌を購入し、研究する方が多い。このアプリは、計画段階でも使えると考える。3段目の実行段階でも使えるが、計画段階・実行段階で使いやすいアプリにしてもらえればと思う。
  • 計画段階で重要なのは、評価情報である。評価情報が入っていれば、利用者が増加すると考える。客観的な情報を流すだけであれば、行政がやっても問題ないと思うので、将来的にそこまで組み込めれば、非常に良いアプリになるのではないか。

【L委員】

  • 現在、弊社および交通業界で勉強を進めているのがMaaS(Mobility as a Service)という考え方である。自分の出発地から目的地まで、その中で、バスがあるならバス、タクシーが便利ならタクシーを使う等、出発地から目的地まで移動をどのようにすれば最適化しサービスを受けられるかを研究している。乗換えコンシェルジュはこの視点からも良い試みであると感じた。
  • 旅ナカ情報も有効。乗換えコンシェルジュでリアルタイムの情報も取れるようになると良いのではないかと思う。観光により繋がると思う。
  • キャンペーンの結果で確認いただきたいのが、伊香保温泉について、日帰り客が宿泊客より少なくなっている点である。伊香保は、東京や埼玉に近いので、疑問に思う。数字の取り方、データの取り方、それをどう生かしていくかが大切になると思うので、データの取り方を確認していただければと思う。

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