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令和2年度 第2回群馬県観光審議会結果概要

日時:令和3年3月15日(月)14時00分~16時00分
会場:群馬県庁昭和庁舎 35会議室

1 開会

2 主催者挨拶

3 戦略セールス局長挨拶

4 審議

(1)群馬県観光振興計画について
 事務局説明 略
(2)審議

5 意見交換

(会長) 本県観光が抱える現状・課題について、全体的にどうか。

【A委員】

  • JRの状況とすると、半分くらいの収入になってしまっている。GO TOキャンペーンで、10月11月くらいは戻り気味だったが、1月に入ってからは、緊急事態宣言の関係もあり、落ち込んでいる状況。通勤・通学のお客様は、7~8割くらい。
  • 近い将来少子高齢化によりお客様が減っていくという見込みのもと、会社の方針を建てていたが、すぐお客様が減るという状況を目の当たりにし、そういった意味では今年度は非常に厳しい状況であるが、来年度以降は、コロナに合わせたデジタルに対応したような取組をより加速させていかないといけないと考えている。
  • 今までのような形でなかなかお客様が戻ってこない状況で、収入も100%には戻らないという推測で、コストダウンも含めてやっていかないと行けない状況。
  • 今力を入れているのは「チケットレス」「キャッシュレス」である。前橋市と一緒にMaaSの実験を行っており、デジタルチケットやマイナンバーカードと連携した取組も行っている。色々な観光地へのアクセスなどが、全てワンストップで、スマーットフォンで予約したりできるというような取組が今後大事になってくると思う。
  • 最近はウェブで会議をするのも当たり前になってきており、テレワークできる設備をつくるということも会社で取りくんでいこうと考えている。オリンピックに合わせ、新幹線駅のWi-Fi整備などやってきたが、これからもっと進めなければならないと思っている。
  • コロナが落ち着いたらお客様は増えると思うので、その時に安心してきてもらう準備をしていきたいと考えている。

【B委員】

  • 5頁の本県の弱みとして挙げられている少子高齢化だが、これは群馬県だけのことではないというのが一番に感じたこと。そのなかで、群馬県の強みを生かして、何ができるかというところ。また、6頁にある「「密閉・密」ではなく、「開放×疎」」ついては、そのとおりだと感じる。これまでは、一番の日本の観光地は東京ではないかと思っていたが、地方が明るくなることの一つではないかと言えるのではないか。

(会長)
コロナによる観光客のニーズの変化について、現場の感覚はどうか。

【C委員】

  • 最初は「アフターコロナ」と言っていたが、「ウィズコロナ」という言葉に変わって、コロナを対策しながら、元気に旅行していただくために、また、旅館内で安心して過ごして頂くために、ということを考え続けた1年であった。
  • ゴールデンウィークは緊急事態宣言で、旅館にも休業の協力依頼があり、四万温泉は全館休業となった。お盆はGO TOも始まり少し活気づいたが、年末年始に同じようなことが繰り返され、まさか、というような状況。去年は補助もあり何とかやりくりをしたが、今年こそが、旅館にとっての本当の正念場だと思っている。
  • 群馬県は、愛郷ぐんまできっかけを作ってくれて、県民が「出かけてもいいんだな」と思ってくれた。また、「都会へ、都会へ」から、「県内で動こう」という意識を植え付けてもらったと思っている。東毛の方達が、吾妻の方に来て下さったこともある。マイクロツーリズムの話も出ると思うが、まさに群馬ではその気運が出てきていると思っている。
  • なかなか落ち着かない状況で、少し慣れてきて、マスクをしないで旅館内を歩きたい気持ちも理解出来るが、お互いの健康のためにしていただきたいという思いもあり、旅館の中でお客様にどのように対応していくかが課題である。
  • 愛郷ぐんまの第二弾が始まりそうだとの話もあり、大変期待しているところである。

【D委員】

  • コロナが蔓延してきた頃は、さくらんぼや苺の時期であり、打撃を受けたと聞いている。さくらんぼに関しては、もぎ取ってその場で食べていただくため、必ず食べたものは袋に入れていただくという対策をとっていたということだが、影響は大きかったと思う。
  • 自分のところは観光りんご園であるが、タイミングとしてはGO TOキャンペーンもあり、なんとなく状況が落ち着いた時期でもあったため、かなりの人手があった。お客様のニーズとしては、外で果物を狩るので、安心して行けるという感覚がかなりあったようで、「ずっと自粛して、我慢して家にこもっていたけど、今年になって初めて他の県に来ました」というお客様が何名かいらっしゃった。
  • コロナ対策の取組としては、県から示されたマニュアルや、沼田市の観光の独自のマニュアルなどを、徹底して守り、張り紙やアクリル板を設置、トイレなどの消毒など、徹底して対応するようにした。
  • いつもはお客様に試食をお出しして、「今はこういうものが美味しい」という対応をしていた。試食を出さないという果樹園もあったが、自分のところでは、家族間であっても一人一人お皿を分けてお召し上がり頂くという対応を行った。
  • こちら側の努力がお客様にも通じるようで、「コロナ対策があり安心だった」というネットの書き込みがあると、その他のお客様にも繋がっていくので、とても大切であると感じた。
  • デジタル化については、YouTube等を使って発信しているが、なかなか視聴回数が上がらないという問題があり、今後、どのように取り組んでお客様にPRしていけるか、またそころから新たなニーズが浮かび上がってくるのだと思っている。
  • キャッシュレス化については、農園でも大分普及してきている。

(会長)
対策・方向性についてはどうか。

【E委員】

  • 章立てと外れた意見になってしまうが、私が今考えていることとしては、この計画は3年後を目処に作られているということで、至急やらなければいけないことは、一つは、アフターコロナで首都圏の人たちが旅行に行こうとなったときに、群馬県ならば「安全・安心」だというアピールの仕方を考えていかなければならないのではないか。観光衛生マネジメントという考え方が、最近観光業界では出てきているようだが、各旅館・観光施設で、県の基準にそった対策や、感染予防策をやっているというような認証制度を作って、群馬県ならば安心・安全です、というアピールすることが重要だと考えている。
  • 愛郷ぐんまプロジェクトは、非常に良かったと思う。このような取り組みを、間髪入れずにやっていくことが必要。
  • もう一点は、もともと群馬の旅館は人手不足が問題になっていたと思うが、今大変なところは人を減らすなどやっていて、お客さんが戻ってきたときに、人手が足りないということが確実に起こると考えている。人手不足を何とかするということを考えておかないと、お客さんが来ても、まともなサービスが出来なくなってしまうという懸念もあるため、対策が必要。
  • 本当は、給与水準を高めなければならず、その為には、稼働率を高めることが必要。年間の稼働率がよく分からない状況であり、6割くらいの稼働率にもっていかないと、従業員に十分な給与を支払えない状況になるので、その点も含めて、雇用をきちんと確保できるような仕組みを考えることが喫緊の課題ではないか。そのような点も、計画内にコメントで盛り込んでもらえればと思う。

(会長)
続いて、基本方針1について。
まず、観光地域づくりやデータマーケティング体制の整備について、どうか。

【F委員】

  • 観光関係データ収集や、データ一元化については、東北観光推進機構や、せとうちDMOなどの広域DMOは、このような取り組みを始めようとしていたり、既に始めているところもある。自分たちの顧客基盤を作り、ダイレクトマーケティングを仕掛けていくということをしている。顧客情報の獲得は、結構大変な仕事になる。弊社のじゃらんネットの会員獲得のために、年間をとおして莫大なプロモーション費用をかけている。基盤の整理はできると思うが、そこへどのように顧客情報を入れていくかということが大きな課題になってくるので、戦略的に考えることが必要。

(会長)
安心・安全に旅行できる環境づくりや、デジタル化促進のための基盤整備などの、受入環境整備について、どうか。

【G委員】

  • デジタル化は進んでいくのだと思うが、方向性2のところに関わってくるが、複数のターゲット層を設定ということになっていると、若者向けのデジタル化なのか、高齢者向けなのか、それとも中高年向けなのか、作戦を練っていかないと、何でもかんでもデジタルというのはどうなのかと思う。層を設定する以上は、デジタル化をしていく時に、戦略を練らないと、今の文科省のように、タブレットを配ればOKというような状況になってしまうと思うので、その点についての戦略の資料があればいただきたい。
  • 不安に思うこととして、インバウンドについて、かなり国の施策に振り回されてしまっている部分があるように思う。こちらで計画を立てても、国の施策との関係でうまくいかなくなってしまう部分があると思う。

【C委員】

  • 受入環境整備の部分で委員の皆様の意見をうかがえればと思う。旅館は、来て頂くお客様を受け入れるということで、群馬県の認証を受けている施設が多いと聞く。それで安心して来ていただけるという基準がコロナ対策にはあると思うが、バリアフリーや、IT化、ウィズコロナのその他の対策について、県の基準などを示していただくか、県がどのように先導していくべきなのかという点について、ご意見をいただければと思っている。補助金や助成金といった話になってしまうが、助けていただきたいというのが、全ての事業者の思いである。他県ではバリアフリーに対する補助金を国ではなく県単位で出しているという話も聞く。群馬県では今のところそのような話はないと思うので、県単位でどのように考えていくべきなのか、ご意見いただければと思っている。

(会長)
色々なことに関係してくるので、まず、委員に基本方針についての意見を聞きいた上で、県にも意見を聞きたいと思う。
それでは、基本方針2について。
観光分野におけるデジタル技術活用の現状と、今後の更なる活用策について、どうか。

【H委員】

  • 全体的な部分から言うと、計画案を見て、国が進めて行こうとしているところに概ね沿っていて、期待ができるという感想を持った。
  • デジタル技術に関しては、県ではスタジオを自前で作っており、デジタル発信の準備はできているのかなと思う。「群馬ならでは」といった、他県との差別化が図れるコンテンツをいかに映像に乗せられるかとういのが重要になってくるのかと考える。情報発信するにあたっても、いかにターゲットをセグメントして、効果的に売っていくかということが必要になってくる。
  • 今後インバウンドを進めていくにあたっても、砂漠に水をまくのではなく、ターゲットを絞り込んで、SNSのマーケティング等を行いながら、ファンを増やしていくといった形でデジタルを活用していければ良いのではないか。

(会長)
温泉や自然などの「群馬ならではの魅力」の活用や、今後の需要喚起について、どうか。

【I委員】

  • 先ほど、温泉文化の世界遺産登録についての会議が自民党議員含めてたくさんの方にお集まりいただき、開催された。2018年の12月にのろしを挙げ、コロナの関係で遅くなってしまったが、県をあげて、温泉文化の世界遺産登録に向け、いよいよ組織を固めることとなった。
  • 今年の日本温泉協会の大会で研修会等も開催する予定である。また、日本温泉科学会の大会を草津温泉で開催しようということで、準備を進めている。温泉については様々な研究があり、事業者からすれば理解出来ないものもあるが、これを「温泉文化を無形文化遺産に登録しよう」ということに絞って訴えていきたいと考えている。全国で、温泉についての気運が高まるのではないかと考えている。先ほどの会議には、会長にも御出席いただいたが、是非、会長から、感想を伺いたい。

(会長)
観光振興計画についての審議であるので、審議終了後とさせていただきたい。

(会長)
県産品販路の更なる拡大や認知度の向上について、どうか。

【D委員】

  • 群馬県は気候にも土地にも恵まれていて、まんべんなく色々なものが採れるが、コレといったものがぼやけがちになってしまう現状がある。青森だったら、リンゴを観光で、というより、どちらかというと、市場出荷で生計を立てていくが、加工品に関しても、今どういったものが求められているかということに関して敏感である。
  • 群馬は、加工に関しては弱い気がする。魅力的なものがいっぱいあるのに、発信できていないかなと感じる。色々な地域の方達と、色々な意見交換をしているが、課題である。
  • ネットを利用して色々なものを買う方が増えてきているが、これからもその傾向は続くと思うが、様々なサイトがある中で、地域などの単位でどんどん入っていったら良いのではないかと思う。栃木県の農業女子も、同じ地域の人達と加工品を組み合わせたギフトセットを創り出しており、一人ではなかなか無理でも、回りの力を合わせると、より魅力のアップしたものを作れると思う。
  • 沢山のいい品を、どう売り出していくかについては、観光についてもそうだが、ぼやけてしまっているところが、群馬の残念なところだと思う。
  • ネットを活用した方が良いが、発信の仕方に工夫が必要である。

(会長)
基本方針3について。
インバウンドの反転攻勢に向けた情報発信や受入環境整備について、どうか。

【F委員】

  • コロナに関しては、ワクチンが11月までに完了させようとしているが、12月になり気温が下がってしまうと、どうしても感染者が出てしまうので、今年いっぱいは対策を継続してやっていかないといけない。
  • 来年については、中国やアメリカなど、ワクチンが広まる国については戻りつつあるものの、東南アジアの小さい国については、ワクチンが急には広まらないと考えられるため、観光事業者は対応しながら受け入れていかないといけないという話を聞いている。
  • ハワイがどのようなコロナ対策をしているかについて、順番を待つ所を恐竜の足跡にするなど、感染症対策がエンターテイメントの一つになるような対策をしたり、消毒するところのすぐ上に広告を設置したしているという。持続可能な感染症対策をしているとのこと。日本ではまだまだそのような所は少ないと思うので、インバウンド対策をやっていくなかでコロナ対策をすることが重要ではないか。
  • インバウンドの方は、アドベンチャーツーリズムへの興味が高く、マーケットとしても非常に大きい。コロナ対策=屋外でのコンテンツ造成=インバウンド向けの魅力的なコンテンツ造成となり、コロナ対策=インバウンド対策になると思うので、そのような魅力的なコンテンツを県内に沢山作れば、観光客が戻ってきたときに魅力的な誘客コンテンツになっているのかなと思う。

(会長)
マイクロツーリズムやワーケーションなど、新たな視点での観光施策について、どうか。

【A委員】

  • マイクロツーリズムに関して、愛郷ぐんまプロジェクトはまさに効果的だったと思う。群馬は車が多いのでなかなか電車に乗っていただけないという悩みはあるが、色々な選択肢はあってもよいと思っている。
  • 群馬県以外の埼玉県、栃木県など、近隣との連携には非常に関心がある。大河ドラマで渋沢栄一をやっているが、安中で撮影しているし、富岡製糸場など、関連施設はたくさんある。今話題になっているネタにどんどん乗っかっていくということもやっていきたいと思っている。
  • 先日も草津の温泉がコロナに効くのではないか、という情報があったが、次の週の特急草津のお客さんが少し増えたということもあった。何か「行ってみよう」と思うような情報の発信を継続してやってもらえたと思う。また、安心の観点から、なるべく家族で行くなどといった視点も組み合わせる必要もある。
  • ワーケーションはこれからニーズが出てくると思う。既に実施している旅館もあると思う。温泉に入りながら仕事ができるというCMも放映している。

【H委員】

  • マイクロツーリズムについて、観光庁の事業で前橋市のくらし旅博覧会をお手伝いさせていただいた。基本的には県内・市内の方々に前橋市内のコンテンツに触れていただくもので、期間限定の博覧会形式のイベントであった。生活や職業の裏側を見ていただくコンテンツを作ることによって、地域の方々に地域を再度認識していただくということと、地域に誇りを持っていただくということに貢献できたと思っている。
  • ワーケーションについての一番の課題は、企業側でワーケーションの制度が整備されていないということがある。ワーケーションを出張扱いにするのか、福利厚生にするのか、というところの整備ができていない。そのあたりを国が推し進めていただければありがたいが、壁に当たっている状況である。
  • 子供を受け入れてもらえる施設があれば、ワーケーションをやってみたいというアンケ-ト結果も出ているので、今後、大きなマーケットになってくるのではないかと期待している。

(会長)
長期滞在化、平準化を進めるための重要な視点について、どうか。

【J委員】

  • 今日この会議室に来て、話している声が聞こえづらいと感じる。観光についてもそうだが、何か得ようとして来ているなかで、来たときに、残念だな、と思うと二度と来てくれないので、緊張して、準備9割、本番1割くらいでやっている。会議室の場所も急に変わるなど、色々あったと思うが、非常に何言っているか分からない部分が多いので、非常に心地が良くないと感じる。私が感じたことを直接言わせていただいた。
  • 長期滞在は、帝国ホテルもやっているが、帝国ホテルのブランドがあってのものであると思う。
  • 一年半ずっと旅館の中にいたので、受け入れ側もそうだが、お客様自身も、どうやったら感染しないのかということをわかって来られている。これはありがたいことであり、最初は、「行ってあげるけど何感染予防してくれるの」という姿勢で来られる方がいっぱいらっしゃった。皆さんできる限りのことをやっている中で、これから先は両方が心地よく過ごせるように、両方で作っていくという時代に価値観が変わって、これは一つのニューノーマルだと思う。
  • 群馬県は富士山も、清水寺も、宮島も無い。何で売っていくのかといったときに、「空港がないからインバウンドは駄目」と言われて弱点だったことが、今度は内需ということを考えると、都心から近いというすごい強みがある。これは多様性のところにぶつけていくことができる。マーケティングというと、ターゲットを絞ってと思いがちだが、逆にすごく群馬県は多様性がある。農産物もそうだと思うが、いつ来てもいい物が美味しく食べられる。温泉も、秘湯はブランドになっているが、全ての泉質があるのは群馬県だけであり、そういうところも多様性として打ち出していける部分があるのではないかと感じる。
  • コロナだからわかった心地よさというのが、お客様が感じられている。例えば、宴会の形。宴会で食べている温泉地はいっぱいあり、今までの集客の仕方だったことがあるが、宴会の形が必要か、必要じゃないかというほどの極端なことになっていて、逆に、誰と一緒だったら心地よい旅なのか、という風に価値観が変わってきているなかで、お客様も、受入側も、どちらも、自分の心地よさを選べるのが群馬県だというところの情報提供がこれから先重要ではないのかと思う。
  • 国の助成金を使って、去年ユニバーサルルームを作って、それをきっかけに障害者の方の会議や打合せや、どういう形でお泊まりになりたいのかということを参考にさせていただいている。そのときに思ったのは、フラットにすることでも、車椅子が通りやすくすることでもなく、本当は心のバリアフリーであるということ。「こうだから、こうにしたから来て下さい」ではなく、「こうなんですけど、私達が何かお手伝いできることで、あなたが心地よく旅することができますか」ということが大事なんですよと言われた。
  • やはり、情報発信が重要だと思う。個々の旅館も、個々の施設も、みんなできる努力を100%近くしている中で、個々じゃできないことを県がやってもらう。じゃあそれが何なのかといえば、コンテンツをまとめるサイトが一つあるとか、友人からお歳暮で広島の物産をまとめた品物だったが、ただ集めたものではなく、そこにデザイナーを入れて、すごくスタイリッシュにしていて、デザインが統一されていて、物語があったりする、そういうところまで、やるかやらないかだけだと思う。多分、計画を立てているが、全国の県が同じ事をやっていると思う。じゃあ群馬県はそれの中のどこで持って行くのかと行ったときに、ボンと飛び抜けたことをやってもいいのかなと思う。
  • 前回の会議でもあったと思うが、例えば、施設・旅館がインスタもやっているところが多い中で、「絶対このハッシュタグを付けて下さい。」というだけで絶対広まる。強制力まではいかなくても、県の方からバンと下ろしてもらうと、「しょうが無いよ、県が言ってるんだから。」とスタッフにも言いやすいし、みんなでやっていくことを、県から下ろしてもらえると、すごくいいのかなと思う。
  • ワーケーションの話も出てきたが、「住んでよし」というのは本当にそうだと思う。どれくらいの方が今回のコロナで移住されたかについては、各県がデータを出していると思う。群馬県はどれくらいの位置にいるのかは分からないが、移住と観光のマッチングもこれからか考えていくのが良いのでは無いかと思う。移住された方に、住宅補助など各県やっていると思うが、これほど旅館と温泉があるので、一ヶ月のうち一泊は、旅館にタダで泊まれるとか、夏休みは観光施設で必ずリンゴ狩りができる、などするのはどうか。
  • 愛郷ぐんまについて、結局お得だから来る。お得が無かったら来ない。お得をどうやってプラスにするかというと、一回お得な気持ちで泊まったら、また行きたくなるようにしないといけない。そのときの魅力の発信といったときに、どうしていくのかということを県のほうから、私達個々でできないことをやってもらえればと思う。

(会長)
ここの会議室は、響いてしまう。今後、気をつけてやるようにする。
パンデミックの後は、全世界急激に発展していくという話もあるので、時に旅館業界は、この時期色々考えることがあると思う。そういうことを今おっしゃられたように、みんなで話して、県の方とも協力できる場ができれば良いと思う。
続いて、KPIにいて。KPIの項目や、目標設定の考え方等について、どうか。

【B委員】

  • 宿泊者を連泊させるということについて、マイクロツーリズムでも、そうでなくても、インバウンドに関しても、全てのことに関して連泊は有効なのではないかと思う。具体的にプランなのか、キャンペーンなのか、具体化させるものがあるといいなと思った。
  • 以前、旅の手帖の編集長をやっていたときに、2泊3日の温泉について3回特集を組んだことがある。3回組んだということは割と売れたと言うことだが、日本では、ワーケーションといっても、制度が会社で整っていないという話もあったが、長い休みに気後れしてしまうところもあると思うので、まずは2泊3日からというところで、例えば、温泉で2泊連泊しても良いし、温泉の転泊も魅力的だと思う。
  • 質問だが、事務局から説明のあった観光消費額について、宿泊単価2万円以上の人の割合が9%のところ、20%まで高めたいというのは、県で考えて、それぞれの事業者でどのように実行するのか、教えていただきたい。

(会長)
今の質問について、事務局からどうか。

(観光魅力創出課長)

  • 観光消費額のうち、宿泊単価を上げることについては、非常に難しいテーマだと考えている。ただ、コロナを受けて、各宿泊施設・観光施設がそれなりの投資をしているだろうと考えており、その分が宿泊単価などにしっかり乗っていないのではないかと考えている。そういった部分も見直しながら、利用者に対して価格を上げていくという事に対して理解してもらうということに取り組んでいかないといけないと思っている。
  • また、あわせて、連泊していくというなかで、色々なコンテンツやサービスといったものをしっかりと上げていきながら、単価も上げていかなければならないと考えている。単純に行政だけでできるものではないと考えているし、宿泊施設だけでできるものでもないと考えており、多様な関係者と話し合いを持ちながら、できることからしっかり地道に積み上げて対応していきたい。計画の3年間で連携を深められればと思う。

【E委員】

  • 質問したいことがあるが、今の宿泊稼働率はどのくらいなのか。単純に数を上げるよりも、稼働率を上げた方が良いと考える。

(観光魅力創出課観光政策係長)

  • 観光庁宿泊旅行統計によれば、群馬県の客室稼働率は令和2年速報値で34.9%で、全国28位であり、前年に比べると19.2ポイント下がっている。群馬県の特徴として、旅館が多いということもあり、施設別に見ると、旅館においては、29.7%で、全国9位である。

【E委員】

  • 令和2年は特殊なので、令和元年はどうか。

(観光魅力創出課長)

  • 令和元年について、群馬県は全国で34位。旅館は8位。リゾートホテルが34位、ビジネスホテルが25位、シティホテルが36位、簡易宿所が45位ということで、令和2年同様、旅館における稼働率は全国でも高い状況にある。

【E委員】

  • パーセントはどうか。

(観光魅力創出課長)

  • 旅館が45.3%、全体では51.8%。

【E委員】

  • 稼働率を上げることを目指したほうが、良いと思うので、数値目標については、何人泊という数字よりも、稼働率で見ていった方が良い。そのためには、平日需要を高めるとあるが、平日需要だけではなく、3シーズン、できれば4シーズンお客さんが来てくれるような受け皿を、群馬県の様々な魅力を生かして増やしていく多他シーズン化が必要なのではないかと思う。
  • ワーケーションは、宿泊日数を増やすということで大事だと思うが、日本の場合まだバケーションも成り立たない状況で、ワーケーションと言われても、なんだそれという状況である。昔でいえば、湯治宿では、長期滞在していた。明治の中頃までは。今欧米ではコンドミニアムホテルやアパートメントホテルなど、長期滞在するのに、自炊施設がない所だと、3食外食という訳にはいかない。コストの問題もあるし、飽きの問題もあるので、長期滞在に向けて、どういう受け皿を考えなければいけないのか、何をしなければいけないのか、ということもこれから検討していく必要がある。ワーケーションを成立させるのであれば、重要な課題になってくる。

(会長)
計画全体について、さらにどうか。

(観光魅力創出課長)

  • 事務局のほうから、今まで出た話も含めて、何点かお話したい。
  • まず、会場について、音響が悪いなかで会議を開催してしまい、大変申し訳ない。以後、皆様にお集まり頂くときには、この様な不快な思いをしないで済むようなセッティングを心がけたいと思っている。
  • 計画を最終的に決定するにあたって、E委員から意見のあった雇用確保の県展については、改めて記載等考えたい。
  • C委員から質問があったので、お答えさせていただく。我々としては、業界でしっかりとガイドラインを作っていただいて、そのおかげで感染者が出ないで済んでいるということに関して心からお礼を申し上げたいと思う。話にもあったが、県としては認証制度を設けており、官民あげて感染防止対策に取り組んでいきたいと考えている。バリアフリーに関しては、今まで千客万来支援事業というものがあり、多少県の方でも補助を行っていたが、これからは基本的には国の補助制度を活用していただくことでお願いしたいと思っている。ただ、県としてその部分何もしないということではなく、障害者団体と一緒になって、観光バリアフリーツアーセンターのようなものも作っていこうということで取組も始めているので、そういった中で各宿泊施設と連携を深めて対応していきたいと思っているので、御理解いただきたい。また、来年度からツーリズムイノベーション事業も開始されるので、その中でも、各地域を支援する取組を進めて行きたいと考えている。
  • I委員からあった温泉文化の世界遺産登録に向けた取組も含め、「温泉」というキーワードに着目できないかということについては、更に考えていきたい。
  • J委員からあった突き抜けたことについて、計画自体は非常におとなしい作りになっているが、実際の取組のなかでは、各地域と連携して、面白い取組をしっかりやっていければと思っている。
  • B委員からあったように、連泊させるために色々なことを考えなければならないと考えており、周遊、コンテンツの磨き上げ、観光と農業など、他産業との連携をしっかりしていくこと、それから、ワーケーション等にもしっかり取り組んでいくことも進めていきたいと考えている。
  • E委員からあった稼働率について、我々も目標値を作っていく中での考えでは、稼働率を上げていくという考え方もあるが、計画は一般の方もご覧になるということをかんがえると、稼働率という話をしてもピンと来ないのではないかということで、今回お示しした目標値設定となっているので、御理解いただければと思う。

(会長)
本審議会としては、本日の審議内容を踏まえ、一部修正を行った上で「群馬県観光振興計画」に係る答申を行いたいと思っている。
修正については、私にご一任いただければと思うが、どうか。

【各委員】
異議無し。

(会長)
観光振興計画以外についても意見いただければと思うが、どうか。

【C委員】

  • I委員からお話いただいたので、それの上乗せになってしまうが、午前中のユネスコ無形文化遺産登録、温泉文化ということで、群馬県が、一番に手を挙げ、発信し、全国に広げていこうという気運を、議員さんをはじめ、温泉関係者が一丸となってやっていく事業ということで、県の方達にも是非温泉文化についてお願いしたいと考えている。ぐんまよいとこ観光振興条例で、群馬県は温泉県ですとうたっている県であるので、是非、そこを中心にお願いしたい。
  • コロナ禍の中で、温泉の効能はいろんな意味でうたわれているが、四万をはじめとする北毛の温泉地は、免疫力を上げる効果もあり、伊香保は子宝の湯だとも言われており、群馬県は、放射能泉以外は全ての温泉がそろっており、また、色々な温泉文化がある県であるので、ニューノーマルということで温泉へのお客様のニーズはが変わってきており、昔の湯治の文化を全く知らない人たちが増えている。逆に、長期滞在や、ワーケーションなど、昔当たり前にやっていたものを初めてのように言っており、時代は繰り返されると思うので、日本にあった文化、群馬県に根付いた文化を発信し、観光審議会の中でも、温泉文化ということを、強く位置づけて欲しい。

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