ぐんま認定介護福祉士「平成29年度認定者」のアンケート調査結果
1 調査対象
(1)調査対象者
平成29年度認定者及び認定者が所属する施設長等管理職
(2)調査対象者数
認定者62人 施設長等管理職 59人
(3)調査実施時期
平成31年1月4日付け依頼文書にて、認定者本人あて及び施設長等管理者あて別々に調査用紙を送付し、別々に調査用紙を回収し集計(無記名回答)。
(4)回収状況
ア 認定者本人
48人/62人(回収率:77.4%)
イ 施設長等管理職
48人/59人(回収率:81.3 %)
2 調査結果概要
1.「ぐんま認定介護福祉士(基本課程)養成研修修了後の、仕事への意欲(やりがい)・取り組みの変化」について
調査対象者 | 項目 | 結果 |
---|---|---|
認定者 | ア 上がった | 62.5% |
イ 変わらない | 20.8% | |
ウ 下がった | 2.1% | |
未回答 | 14.6% | |
合計 | 100.0% | |
施設長等管理職 | ア 以前より意欲的 | 66.7% |
イ 変化は見られない | 25.0% | |
ウ 意欲的ではなくなった | 0.0% | |
未回答 | 8.3% | |
合計 | 100.0% |
認定者は「意欲が上がった」が62.5%、施設長等管理職は「以前より意欲的になった」が、66.7%と回答しています。
その理由として、認定者からは「自分自身がケアチームの一員として、力を発揮できた」「よりよいチームケアを行うにはどうしたらよいか、自分のケアを見直すことができた」などの意見がありました。
また、施設長等管理職からは「介護現場のリーダーとして、力を発揮できた」「介護に関する向上心がみられるようになった」などの意見がありました。
2.「本研修は、職場のケアの質の向上につながったのかどうか」について
調査対象者 | 項目 | 結果 |
---|---|---|
認定者 | ア つながった | 75.0% |
イ つながらなかった | 8.3% | |
未回答 | 16.7% | |
合計 | 100.0% | |
管理者 | ア つながった | 75.0% |
イ つながらなかった | 16.7% | |
ウ どちらともいえない | 0.0% | |
未回答 | 8.3% | |
合計 | 100.0% |
認定者・管理職ともに、75.0%の方がつながったと回答しています。
その理由として、認定者からは「ひとりひとりにあったケアについて、チームで考えられるようになった」「学んだ知識を勉強会などで伝達している」などの意見がありました。
また、施設長等管理職からは「現場のリーダーとしての自覚が芽生えた」「研修で学んだ内容を職場の人材育成に活かしているため」などの意見がありました。
3.認定者・施設長等管理職の主な意見・感想等
【認定者】
- 学んだ事を介護現場で実践することで、専門職としての自分に自信がついた。
- 他の職場の人と交流ができ、さまざまな事例を聞く事で、自分自身の介護に対する視野が広がった。
- 学んだ知識を職場の人材育成に役立てたい。
【施設長等管理職】
- 長期の研修ではあるが、回数を重ねる度に、自分の仕事に自信がもてている様子がみられた。
- 介護福祉士の専門性を高める研修として、今後も引き続き実施してほしい。