熱中症警戒アラート(試行)の先行実施について
「熱中症警戒アラート」について
「熱中症警戒アラート」とは、環境省・気象庁が提供する、極めて高い暑熱環境が予測される際に、暑さへの「気づき」を呼びかけ、国民の熱中症予防行動を効果的に促すための情報です。
発表期間は、令和2年6月30日(火)17時から10月28日(水)5時までです。
発表対象地域について
関東甲信地方1都8県(茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、山梨県、長野県)において先行的に実施されます。
発表方法について
高温注意情報を、熱中症の発生との相関が高い暑さ指数(WBGT)を用いた新たな情報に置き換えて発表します。
発表の基準について
県内の観測地点のいずれかで暑さ指数(WBGT)が33度を超える場合に発表されます。
地域単位・基準について
- 都県単位で発表されます。
- 該当都県内の観測地点毎の予測される暑さ指数(WBGT)も情報提供されます。
- 前日の17時頃及び当日の朝5時頃に最新の予測値を元に発表されます。
- 報道機関の夜及び朝のニュースの際に報道いただくことを想定しています。
- 「気づき」を促すものであるため、一度発表したアラートはその後の予報で基準を下回っても取り下げません。
伝達方法について
アラートは、気象庁の防災情報提供システムを通じて地方公共団体や報道機関等に対して発表されます。
また、同時に気象庁のウェブサイト及び環境省熱中症予防情報サイトに掲載されます。
発表時の熱中症予防行動例について
- 普段以上に屋内の気温・湿度、あるいは暑さ指数(WBGT)を確認し、エアコン等を適切に使用しましょう。
- 不要・不急の外出を避け、涼しい屋内で過ごしましょう。
- 高齢者、障害者、子供等に対しては周囲の方々から特に声をかけるようにしましょう。
- 空調機器が設置されていない屋内及び屋外での運動や活動等の中止・延期等を検討してください。