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令和2年7月1日 令和元年度評価(野鳥の森施設及び各県立森林公園)

更新日:2021年3月25日 印刷ページ表示

1 日時

令和2年7月1日(水曜日)午前10時00分~午後0時10分

2 場所

県庁昭和庁舎21会議室

3 出席委員

5名(欠席なし)

4 議事内容

現地調査及びヒアリングによる各委員の評価を基に、指定管理者の改善取組状況等を勘案しつつ、令和元年度評価を行った。

(1)群馬県野鳥の森施設の評価内容及び評価結果概要について事務局より資料に沿って説明

<質疑等>

【委員】アンケートの結果は野鳥の森施設で実施したものをとりまとめたのか。
【事務局】そのとおりである。
【委員】利用者に対して回答数が少ない。アンケートの実施はこれまでもお願いしてきたところだが、アンケートの回収数をもっと増やしてほしい。イベントで必ず実施することも考えられる。この点は要望事項に加えてほしい。
【委員】アンケートの取り方に関してということでよいか。
【委員】改善すべき点に加えてはどうか。ニーズを把握して施設運営に生かすといった内容としてはどうか。
【委員】アンケートの実施箇所はどこになるか。
【事務局】鳥獣資料館に置いてあり、記入を呼びかけている。鳥獣資料館に寄らず、公園利用だけの方もいる。
【委員】木工教室でアンケートを回収してはどうか。無料参加であれば、協力してもらえるのでは。
【委員】総合評価の考え方について、「施設の維持管理等については」と、あえて記載しており、違和感を感じる。「施設の維持管理、サービス提供内容について」としてはどうか。両項目の細目にA評価もある。
【委員】AとBの評価の差は微妙な差である。いいところはたくさんあるが、満点ではないとしてB評価になっている部分もある。
【事務局】文言の確認だが、総合評価の考え方は「施設の維持管理・サービスの提供内容について、概ね適切に実施されている。」、改善すべき点について「アンケートの回収数を上げる努力、工夫により、利用者の意見を管理運営の改善につなげて欲しい」を加えるということでよいか。
【委員】よい。
【委員】施設の利用状況の表の見方だが、鳥獣資料館と研修館は利用者がいなかったということか。
【事務局】表の様式が正確でなかった。野鳥の森施設では鳥獣資料館及び研修館の来場者数を分けてカウントしておらず、園内利用者としてのカウントのみとなっている。様式について、見直したい。
【委員】そういうことであれば、アンケートの実施場所が室内だと回収数を上げるのは困難なのではないか。
【委員】イベントに参加した者からは確実に回収してはどうか。現状はどうか。
【事務局】鳥獣資料館内にアンケートを設置し、回答のご協力についてお声がけしているのみである。
【委員】県主催のイベントに参加すると必ずと言っていいほどアンケートへの記入を行っている。
【委員】アナウンスをするとのことだが、取り方にもよるのではないか。
【委員】集め方によると考える。出口で必ず回収するようにしてはどうか。
【委員】利用者には無料で施設を利用できるという特典がそもそもあるので、実施事業の説明の際などにアンケートの回収について説明するなどが考えられる。
【委員】アンケートに協力してくれる方は施設に好意的な方が多い。アンケートを書いてくれない方の意見こそ重要な意見なのかもしれない。
【委員】イベントについてだが、来年度以降も是非実施してほしい。ノルディックウォーキングのコースは決まっているのか。
【事務局】安中市に確認したところまだ検討中とのことだった。
【委員】園内の森林整備もあると思うので、森林管理署とよく調整し、野鳥を楽しめる森林整備を目指してほしい。

(2)県立伊香保森林公園の評価内容及び評価結果概要について事務局より資料に沿って説明

<質疑等>

【委員】アンケートの結果が8件と少ない。学校等の団体利用時は、当日でなくても、後日回収する方法を考えてはどうか。また、ホームページなどで、森林公園利用に関する意見を記載する欄など設けても良いのではないか。
【事務局】アンケートの収集については、ホームページに記載する方法なども含め、指定管理者に伝達し再検討を行いたい。
【委員】指定管理業務等の8月における実施状況に「園内要救護者あり救急車手配」とあるが、詳細はどうか。
【事務局】手持ち資料では不明なことから、月例報告等確認後に報告したい。
(後日確認後)救急車手配後(11時48分)の所管事務所担当あてメールで、急病人とあることから何らかの体調不良によるものと思われる。また、住所、氏名等は、回答を得られなかった旨報告されている。
【委員】森林公園内の施設が原因で発生した事故はあるか。また、緊急時の対応は。
【事務局】(県立森林公園に係る管理賠償責任保険の対人、対物賠償保険支払い実績等が無いことから)発生していない。事故等の緊急事態が発生した場合は、速やかに必要な措置を講ずるとともに、県や関係機関に対してその旨を通報することになっている。

(3)県立赤城森林公園・SUBARUふれあいの森 赤城の評価内容及び評価結果概要について事務局より資料に沿って説明

<質疑等>

【委員】苔の採取に関し規制等はないか。
【事務局】隣接する県立赤城公園では、群馬県立公園条例において「竹木を伐採し、または植物を採取すること」と規定され植物全般を禁止行為としているが、群馬県立森林公園の設置及び管理に関する条例では、樹木、草類、樹根の伐採、採取に関し禁止行為として規定している。苔類については、事前に相談、協議等があり営利目的や過度な採取とならない場合は、規制等行っていない。
【委員】過去の評価委員会において提案したバーベキュー施設に関するアンケートを行ったことについて評価する。本森林公園は、ローラー滑り台の利用中止や宿泊施設の利用中止など指定管理者の責でないことで苦慮しているように感じている。

(4)県立森林公園「さくらの里」の評価内容及び評価結果概要について事務局より資料に沿って説明

<質疑等>

【委員】本森林公園は、施設の老朽化やサクラの樹勢の衰えなどを指定管理者の努力によって補っているところが多いと感じている。
指定管理者の自己評価が全てBとなっているのは、指定管理者としてのモチベーションの低下も懸念されるので、多少なりともサクラの植栽や施設の改修等行ってはどうか。
【事務局】施設の老朽化については、予算の制限もあり全ての施設を改修することは困難であるが、さくらの里については、今後数年をかけて植栽を行うことを検討しており、本年度は20本程度のサクラの植栽を実施する予定である。
【委員】植栽を行うに当たっては、公益財団法人日本さくらの会等の専門家の意見などを参考にすることも良いのではないか。
【委員】指定管理者だけでは対応できないことは、県でも対応を検討したほうがよい。

(5)県立みかぼ森林公園の評価内容及び評価結果概要について事務局より資料に沿って説明

<質疑等>

【委員】常駐管理でなく、土日に管理を行わない管理体制になったことで利用者の利便性やアンケート調査などのモニタリングの実施が必要と感じるがどうか。
【事務局】非常駐時の要望や意見等が書き込めるホームページやSNSの作成なども含め、指定管理者に伝達し検討を行いたい。
【委員】土日に管理を行わない体制にしているのは、平日に管理をしたほうが管理しやすいからか。
【事務局】(後日確認後)利用者サービスのとらえ方を、土日勤務として直接案内することよりも、利用者が安心して利用できるような環境整備のため平日勤務としている。
<その他意見等>
【委員】収支に関し赤字額が大きい施設は、原因分析や検証を願いたい。
【事務局】赤字額が大きい施設については、原因を確認し検証等行いたい。

(6)県立森林公園「21世紀の森」の評価内容及び評価結果概要について事務局より資料に沿って説明

<質疑等>

【委員】施設が老朽化しているとあるがどこのことか。
【事務局】展望台や管理棟等で老朽化がみられるため段階的に改修を行っている。
【委員】アンケートで、イベントやPRをして欲しいとあることから、イベントに限らず、広い芝生園地の利用方法について何か考えて発信してはどうか。
【事務局】リピーター利用が多いので、このような場所があるということを知ってもらうことで、新規利用者の増加が見込める可能性もあると感じている。指定管理者とも協力しながら、PRや発信方法を検討したい。

(以上)

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