ぐんま緑の県民税の使い道3 市町村提案型事業
1 荒廃した里山・平地林の整備
市町村と地域住民やNPO・ボランティア団体との協働による地域に根ざした整備を支援し、公益的機能の維持増進を図ることで、安全・安心な生活環境を創造します。
全事業共通要件
- 国庫補助事業等、既存事業との併用はできません
- 収益を目的とした事業は補助対象となりません
- 事業実施団体等の構成員に対する賃金は補助対象となりません
- 市町村と土地権利者、事業実施者の3者による事業実施及び転用等の権利制限(10年間)に関する協定の締結が必要となります
(1)地域活動推進
【整備】
【採択要件】
- 実施箇所の面積が0.01ヘクタール以上であること
- 全伐を実施した場合は、植栽をすること
【作業内容】(補助対象経費)
刈払い、伐倒(伐竹)、玉切り、集積、積込み、運搬、その他事務費(打合せ)
【補助率等】
区分 | 補助上限 (千円/ヘクタール) |
加算措置 竹材の処分運搬 |
|
---|---|---|---|
補助上限 (千円/ヘクタール) |
補助率 | ||
森林の間伐・全伐 | 280 | なし | なし |
竹林間伐 | 700 | 250 | 1/2以内 |
竹林全伐 | 1,000 | 500 | 1/2以内 |
【苗木・資材購入】
【採択要件】
苗木購入
- 市町村森林整備計画に基づいた高木性樹種の苗木であること
- ぐんま緑の県民基金事業により整備された箇所の植栽であること
資材購入
- ぐんま緑の県民基金事業により植栽した箇所の獣害対策資材の購入であること
- 同一地につき1回のみ
【作業内容】(補助対象経費)
高木性樹種の苗木、獣害対策資材の購入
【補助率等】
- 苗木購入…補助上限300千円/ヘクタール
- 資材購入…補助上限300千円/ヘクタール
【管理】
【採択要件】
ぐんま緑の県民基金事業の実施期間かつ協定期間に行われるものであること
【作業内容】(補助対象経費)
刈払い、集積、積込み、運搬、その他の事務費(打合せ)
【補助率等】
実施団体等 | 補助対象経費の区分 | 補助上限 (千円/ヘクタール) |
補助率 |
---|---|---|---|
地域住民やNPO・ボランティア団体等 | 100千円以下 | 100 | |
100千円超過分 | 50 | 1/2以内 | |
市町村 | 全額 | 100 | 1/2以内 |
(2) 市町村による地域支援
【困難地整備支援】
【採択要件】
- 人家・道路等に近接した樹木の伐倒や掛かり木にになりやすい危険箇所、立竹密度が高い箇所など、住民等では整備が困難である箇所
- 実施箇所の面積が0.01ヘクタール以上であること
- 同一地につき1回のみ
- 全伐を実施した場合は、植栽をすること
- ぐんま緑の県民基金事業の周知効果が見込まれる箇所においては事業看板を設置すること
【作業内容】(補助対象経費)
刈払い、伐倒(伐竹)、玉切り、集積、積込み、運搬等 (現場管理費、一般管理費を含む)
【補助率等】
区分 | 補助上限 (千円/ヘクタール) |
加算措置 | ||
---|---|---|---|---|
補助上限 | 補助率 | |||
竹材の処分運搬 (千円/ヘクタール) |
特殊伐採 (千円) |
|||
森林間伐 | 240~720 | なし | 3,000 | 1/2以内 |
森林全伐 | 1,200~1,800 | なし | 3,000 | 1/2以内 |
竹林間伐 | 1,700~4,200 | 200~300 | 3,000 | 1/2以内 |
竹林全伐 | 4,300~7,100 | 400~600 | 3,000 |
1/2以内
|
※傾斜、間伐率、疎密度、難易度による補正があります。
【機器の購入】
【採択要件】
- ぐんま緑の県民基金事業に取り組む間接補助事業者に貸与することを目的とするものであること
- 市町村が貸与規定を整備し、保守管理するものであること
【作業内容】(補助対象経費)
機器の購入に要する経費
【補助率】
区分 | 補助上限 (千円/台) |
補助率 |
---|---|---|
刈払機 | 50 | 3/4以内 |
粉砕機 | 2,800 | 3/4以内 |
チェーンソー | 100 | 3/4以内 |
動力ウィンチ | 300 | 3/4以内 |
