群馬県産業振興基本計画
計画策定の趣旨
本県は、平成12年に策定した長期計画「e-VISION(新ぐんま経済社会ヴィジョン)」(平成12年~平成37年)において、強さと優しさのある「元気な経済社会」、「元気な群馬県」を目指し、産業振興施策に取り組んできました。
この間、経済のグローバル化や急激な為替の変動など社会経済情勢は大きく変化し、今後は、人口減少と超高齢化の同時進行による労働力人口の減少や経済活動の縮小により、本県経済はその活力の低下を招きかねない様々な課題に直面することが懸念されています。
一方で、「富岡製糸場と絹産業遺産群」の世界遺産登録、北関東自動車道や東毛広域幹線道路の全線開通、首都圏中央連絡自動車道(圏央道)の東名高速道路・東北自動車道との接続、北陸新幹線の金沢開業など、本県が人・モノ・情報が行き交う拠点として、更に大きく飛躍・発展する土台が築かれてきています。
このような状況にあって、本県経済が将来にわたって発展していくためには、本県産業が環境の変化や様々な課題に柔軟に対応し、雇用を生み成長し続けることが求められています。
そのためには、本県の産業が目指す方向性を明確にし、それを実現するための施策を具体的に示すことが必要であり、その指針として、計画策定から16年が経過した「e-VISION(新ぐんま経済社会ヴィジョン)」を廃止し、新たに本計画を策定するものです。
計画の位置づけ
県行政の最上位計画である第15次群馬県総合計画(計画期間:平成28~31年度)の下に位置づける、産業経済分野の最上位計画です。
計画の期間
平成28年度から平成31年度までの4年間を計画期間とします。

計画の全体構成
第1章 産業経済の状況
県民所得、県内総生産、産業構造、製造品出荷額等、商業年間販売額、事業所数・従業者数、観光入込客数 など
第2章 基本構想
<基本理念>雇用を生み成長し続ける、複数の峰を持つ”強いぐんまの産業”をめざして
- 基本方針1 ぐんまを「魅力あふれる力強い産業の拠点」としてさらに大きく発展させます。
- 基本方針2 ぐんまの新たな時代を築く成長産業を創出・育成します。
- 基本方針3 ぐんまの経済を支える中小企業・小規模事業者を支援し、共に歩みます。
- 基本方針4 ぐんまに新たな雇用の場を創り、ぐんまで働く人々を支援し、育てます。
- 基本方針5 オールぐんまで「魅力あふれる観光県ぐんま」を進めます。
第3章 基本計画
基本方針ごとに目的・目標を達成するための具体的施策を掲げます。
第4章 成果の検証と進捗管理
基本計画の着実な推進を図るため、「1年ごとの点検・評価」を行い、次期基本計画を策定します。

群馬県産業振興基本計画
計画の全文につきましては、以下のダウンロードを御覧ください。
- 産業振興基本計画一括版(PDF:8.0MB)
- 個別は各項目をクリックする表示されます。