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キクのハダニ防除対策に向けて~ハダニ薬剤抵抗性の検討~

令和2年11月19日発
吾妻農業事務所 普及指導課

 近年、キク栽培ではハダニ類の被害が増加しており、商品性の低下や薬剤散布による作業負担が問題となっています。効果的な薬剤防除体系を検討するため、簡易診断法によりハダニ類の薬剤感受性を調査しました。

1.ねらいと背景

 近年、ハダニ類の発生が増加しており、商品性の低下や薬剤散布回数の増加による作業負担や経費の増加が問題となっています。その要因の一つとして、ハダニ類は薬剤抵抗性が発達しやすく、殺ダニ剤の効果低下が考えられるのでその状況を確認しました。

2.取り組み内容

 薬剤の効果を確認するため、ハダニの被害が多くなる8月~9月に10剤を供試し、簡易診断法(※注)により薬剤感受性を調査しました。調査は、施設栽培のスプレーギク5ほ場と露地一輪ギク2ほ場の計7ほ場で実施しました。その結果から、薬剤やほ場間により効果に差が見られ、抵抗性発達の可能性が認められました。
 調査結果については、各生産者に報告するとともに、講習会において部会員にも情報提供を行いました。生産者からは、薬剤ローテーションや散布方法などについて意見が出されました。
 (※注)ダニが発生しているキクの葉を薬液に浸し、死虫率を測定する方法。

3.今後の方向

 今後もJA等関係機関と連携し、薬剤のローテーション散布や気門封鎖剤など抵抗性がつきにくい薬剤の利用、雑草対策など耕種的防除の推進を行い高品質生産を支援していきます。

講習会の様子写真
講習会の様子
検定作業の様子写真
検定作業の様子

このページについてのお問い合わせ

吾妻農業事務所普及指導課
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