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自殺予防に向けた取り組み

更新日:2023年11月14日 印刷ページ表示

自殺について

 日本では、年間約2万人の方が自殺で亡くなっています。
 群馬県でも毎年350人前後の尊い命が自殺により失われています。
 自殺の多くは追い込まれた末の死であり、その背景には健康問題、経済・生活問題、家庭問題など様々な要因があり、それらが複雑に絡み合っていると言われています。
 群馬県こころの健康センターでは「誰も自殺に追い込まれることのない群馬県」を目指し、様々な事業に取り組んでいます。

いのち・つなぐサポートサイト

一人で悩まず、相談しましょう!(群馬県内の相談機関一覧)

自殺予防関連リンク

こころの健康センターでの取り組みについて

 当センターでは、相談体制の充実や人材育成、普及啓発、自殺未遂者や自死遺族への支援などの自殺対策に取り組んでいます。

こころの健康相談統一ダイヤル

 県では、自殺予防を目的とした電話相談「こころの健康相談統一ダイヤル」を実施しています。
 「生きる希望が持てない」などと自殺に心が傾いている方、家族や知人から「死にたい」などと相談された方、家族が自死されてつらくて仕方ない方などを対象に、相談を受けています。
 一人で悩まず、電話してください。

  • 相談日 月曜日~金曜日(祝日及び年末年始を除く)
  • 時間 午前9時~午後10時
  • 専用電話 0570-064-556(おこなおう-まもろうよ-こころ)
  • 通話料のほかNTTナビダイヤル利用料がかかります。
  • 相談はチームで対応をしています。必要な場合は同意をいただき、相談内容を⽀援機関などと共有することがあります。
  • ⽣命にかかわる危険があると判断した場合などは、警察等関係機関に連絡して安全を確保させていただく場合があります。

ナビダイヤルカードの画像

多重債務者無料相談会

 行政、弁護士会、司法書士会などが協力して多重債務者無料相談会を県内各地で開催します。
 現在の借金に関する法律相談と借金を繰り返さないための生活再建相談及びこころの相談を一体的に行います。

人材育成

ゲートキーパーの養成

 ゲートキーパーとは、悩んでいる人に「気づき」、「声をかけ、話を聴いて」、必要な支援に「つなぎ」、「見守る」人のことをいいます。自殺予防のための大切な存在であることから、ゲートキーパー(門番)という特別な名称で呼ばれています。
 ゲートキーパーによる気づきは、悩みを抱えた人を、多くの人のネットワークで支えるための入り口にもなっています。専門的な資格は必要ありません。いくつかのポイントを押さえ、少しの心掛けであなたもゲートキーパーになれます。

ゲートキーパーの4つのキーワード
  1. 気づき…家族や仲間の変化に気づいて、声をかける
  2. 傾聴…本人の気持ちを尊重し、耳を傾ける
  3. つなぎ…早めに専門家に相談するよう促す
  4. 見守り…温かく寄り添いながら、じっくりと見守る

ゲートキーパー手帳を用いた研修

 県ではゲートキーパーの養成を推進するため、群馬県ゲートキーパー手帳を作成し、市町村や県保健福祉事務所とともに各種研修会を開催しています。

ゲートキーパー手帳表紙の画像
ゲートキーパー手帳中の画像

ゲートキーパーリーフレット

 上記ゲートキーパー手帳の内容を簡略化した、ゲートキーパーリーフレットを作成しました。

ゲートキーパーリーフレット(PDFファイル:1.55MB)

ゲートキーパーリーフレット【英語版/English】(PDFファイル:889KB)

ゲートキーパーリーフレット【ポルトガル語版/Portuguese】(PDFファイル:826KB)

ゲートキーパーリーフレット【スペイン語版/Spanish】(PDFファイル:365KB)

ゲートキーパーリーフレット【中国語(繁体字)版/Chinese】(PDFファイル:871KB)

ゲートキーパーリーフレット【中国語(簡体字)版/Chinese】(PDFファイル:931KB)

かかりつけ医うつ病対応力向上研修会

 うつ病は自殺の大きな原因の一つです。
 うつ病の方は最初に内科等のかかりつけ医を受診するケースが多いことから、うつ病の早期発見・早期治療を図るため、群馬県医師会と協力して、かかりつけ医を対象とするうつ病診療の知識・技術習得のための研修会を開催します。

アルコール関連医療従事者研修

 アルコールの問題も自殺と深い関係があることが知られています。
 医師等が働きざかりの世代に対する節酒の具体的な指導方法を身につけ、自殺予防の早期介入をめざすための研修会を開催します。

普及啓発の取り組み

自殺予防月間(9月)

 自殺や心の病についての正しい知識の普及を図るとともに、これらに対する偏見をなくすため、県では9月を「自殺予防月間」としています。
 また、世界保健機関(WHO)では9月10日を「世界自殺予防デー」、内閣府では9月10日から16日までの一週間を「自殺予防週間」としています。
 自殺予防月間中は、県、市町村や関係機関が連携して、普及啓発活動を行います。

自殺対策強化月間(3月)

 国が定める自殺対策強化月間(3月1日から3月31日まで)に合わせて、重点的に広報啓発活動を展開します。

自殺予防啓発リーフレット

ひとりの命 大切ないのち

 自殺の状況や背景、自殺のサイン、自殺と関係が深いうつやアルコールについて取りあげるとともに、主な相談機関を掲載したリーフレットです。
 下のPDFファイルを印刷して御利用ください。なお、御家庭でも印刷できるように、A4サイズとなっております。(サイズを大きくして印刷する場合は、拡大して印刷してください。)

「ひとりの命 大切ないのち」 (PDF:1.08MB)

自死遺族への支援

自死遺族相談の実施

 当センターでは、自死によりご家族等を亡くされた遺族の方からの相談を行っています。
 相談は完全予約制ですので、まずは専用ダイヤル(027-263-1156)でお申し込みください。

自死遺族交流会の開催

 自死によりご家族等を亡くされた遺族の方が、安心して気持ちを語ることのできる交流の場です。
 上記の自死遺族相談等の後に、交流会をご案内しています。

大切なご家族を亡くされた方へリーフレット(PDFファイル:3.86MB)

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