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水産環境係

更新日:2022年11月24日 印刷ページ表示

水産環境グループでは、河川湖沼の環境調査、魚類の資源管理技術開発、アユ冷水病の防疫対策研究および高度診断技術の開発、外来魚の駆除対策、県内在来の減少種の保護増殖に関する研究、コイなどの温水性魚類の魚病診断と防疫指導、河川などにおける魚類死亡事故の原因究明などを行っています。

1.魚が住みよい河川湖沼の環境調査

写真河川の環境調査の写真

自然の状態が残っている川と、護岸や堰堤の工事がされた川で、魚の餌であるカゲロウなどの川虫の種類や量を調べたり、生息する魚の種類や密度を調べたりして、魚が住みよい環境というのはどういう状態か研究しています。

2.魚類の資源管理技術の開発

写真資源管理技術の開発の写真

アユ・ワカサギなどの生息環境を調査し、生息場所に応じた資源管理技術を提言しています。

3.アユ冷水病に関する研究

写真アユ冷水病の研究の写真

放流種苗や河川生息魚などの保菌検査を行うとともに、アユ冷水病の発生河川(水域)ごとに分離した原因菌の詳細な遺伝子型別から感染経路の解明を行っています。また、アユ冷水病を迅速診断するために、高感度かつ高特異性な遺伝子検査法の開発を行っています。

4.コクチバスなどの生態調査と駆除技術の開発

写真コクチバスの写真

コクチバスが確認された湖や河川でその生態を調査するとともに、人工産卵床による産出卵の駆除などを行い、効果的な駆除方法を検討しています。

5.減少魚類の保護増殖

写真マツカサガイなどの写真

昔から県内に生息していた魚には、生息環境などの変化により減少の著しいものが多く見受けられます。このため、これらの減少魚類を保存するために、種苗生産技術の開発や系統保存を行っています。

6.温水性魚類の魚病検査

写真魚病検査の写真

養殖魚の病気について、随時相談を受けて診断しています。検査結果から治療方法や飼育改善方法などを指導しています。

7.放射性物質の影響調査

写真放射性物質検査の写真

県内水産物の安全性確認を行う目的で、放射性物質の検査とそれらに関連した試験を行っています。

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