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9月 コンニャク生育検討会を開催しました
更新日:2022年10月5日
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生育状況と今後の対策について意見交換を実施
要約
新型コロナウイルスの影響でコンニャク部会活動は中止が続いていましたが、技術向上や経営の発展を図るため、規模を縮小して、生育検討会を行いました。
1 ねらいと背景
甘楽富岡地区はコンニャク栽培農家による部会活動が盛んです。例年、8月は各地域で共進会を開催し、技術向上を図ってきました。ところが、ここ数年は新型コロナウイルスの影響により、共進会を含め多くの行事が中止となっていました。そのような状況下、部会活動をこれ以上停滞させないため、参加人数等の規模を縮小し、共進会の代わりに生育検討会を実施しました。
2 取り組み成果
8月24日、部会役員(農家)及びJA等関係員12名で6ほ場を巡回し、生育や病害の発生状況の検討を行い、農業指導センターからは、栽培管理や防除の助言を行いました。あわせて、コンニャクの価格情勢についても意見交換し、農家からは「資材高騰対策として越冬栽培の更なる拡大を図る」「県内全域の農家が連携して価格対策に取り組む必要がある」等の意見が寄せられました。
3 今後の方向
農家間で互いのほ場を巡回し、情報交換を行うことは技術や経営の向上に役立ちます。今後も新型コロナウイルスの感染状況に対応しながら、徐々に部会活動を再開していく方向です。また、農業指導センターは、コンニャク農家の経営発展につながるよう、部会活動を支援するとともに、コンニャク越冬栽培拡大や複合作物の検討、収入保険の加入推進等の取り組みを行っていきます。
検討会の様子(甘楽町秋畑)
検討会の様子(富岡市野上)