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キャベツセルトレイ育苗講習会を開催
令和4年5月19日発
吾妻農業事務所普及指導課
要約
普及指導課では、嬬恋村内で取り組む生産者が増えているセルトレイ育苗講習会を開催しました。参加者から多くの質問が出され、関心の高さがうかがえました。
1.ねらいと背景
嬬恋村のキャベツ栽培では、春先に定植する苗を確保するため、県内平坦部で露地育苗を行っています。しかし、遠隔地にある平坦部のほ場までの往復や育苗管理に労力が必要であることから、近年、村内に育苗ハウスを建て、ハウス内でセルトレイ育苗に取り組む生産者が約20%を占めるようになり、新規に取り組む生産者も増えています。
このことから、JA嬬恋村と連携し、セルトレイ育苗に取り組む生産者をフォローすることを目的に、新規の生産者が多い干俣地区で講習会を開催しました。
2.取り組み成果
4月21日に講習会を開催したところ、3名の生産者が参加しました。なお、アルコールによる手指消毒などの新型コロナウイルス対策をしたうえでの開催となりました。
普及指導課からはセルトレイ育苗での基本的な管理方法や注意点、主な病害とその対策方法について説明をしました。
当日の講習会では、薬剤散布のタイミングや防除するうえでの注意点など生産者から多くの質問が寄せられ、関心の高さがうかがえました。
なお、当日参加することができなかった生産者に対しては、資料配付を行いました。
3.今後の方向
今後もJA嬬恋村と連携しながら、講習会の開催や現地指導などにより、セルトレイ育苗に取り組む生産者の支援をしていきます。
講習会の様子
キャベツセルトレイ育苗