本文
桑の実図鑑
更新日:2023年8月24日
印刷ページ表示
フィカス
品種の特徴
食味用として育成され、糖度は普通である。栽培にあたっては、実が着きすぎる傾向にあるので枝条の間引きなどを行い、実の着き具合を調整する必要がある。
果実について
- 実の大きさ 約2.8センチメートル
- 実の重さ 約3.0グラム
- 糖度 約9.3パーセント(Brix)
- pH 約4.7
多胡早生(タゴワセ)
品種の特徴
蚕の飼育用桑であるが、糖度と酸味のバランスが良く、生食用として人気がある。群馬県原産。
果実について
- 実の大きさ 約2.1センチメートル
- 実の重さ 約1.2グラム
- 糖度 約15.6パーセント(Brix)
- pH 約4.3
米国13号(ベイコク13ゴウ)
品種の特徴
糖度はやや高く、雄花も咲く。熟す前の赤がきれい。アメリカ原産。
果実について
- 実の大きさ 約2.3センチメートル
- 実の重さ 約1.5グラム
- 糖度 約13.0パーセント(Brix)
- pH 約5.1
カタネオ
品種の特徴
糖度は比較的低い。栽培にあたっては、風などにより、枝条が折れやすいので、注意が必要である。イタリア原産。
果実について
- 実の大きさ 約2.5センチメートル
- 実の重さ 約2.3グラム
- 糖度 約9.3パーセント(Brix)
- pH 約5.1
一ノ瀬(イチノセ)
品種の特徴
最も一般に植えられている蚕飼育用桑。蚕の飼育用に仕立てると実は着きにくいが、木を大きくするとたくさん実が着く。糖度も高く、酸味もある。山梨県原産。
果実について
- 実の大きさ 約2.1センチメートル
- 実の重さ 約1.6グラム
- 糖度 約13.9パーセント(Brix)
- pH 約4.3
大唐桑(オオカラグワ)
品種の特徴
食味用として育成された大粒品種で糖度は普通である。栽培にあたっては、春発芽が早いので、遅霜がある地域では注意が必要である。
果実について
- 実の大きさ 約4.0センチメートル
- 実の重さ 約4.8グラム
- 糖度 約9.7パーセント(Brix)
- pH 約3.9