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河川構造物長寿命化計画に基づく維持修繕について
今後、加速するインフラの老朽化に対して、限られた予算でインフラの適切な管理水準を維持していくためには、予防保全型の計画的な維持管理・更新が必要不可欠です。
そのため河川構造物長寿命化計画に基づき、機器や施設の特性に応じた予防保全の考え方を取り入れた維持管理を行うことにより、施設の稼働に関わる致命的な損傷を減らし、安全・安心を確保するとともに、施設の延命化による維持管理費等のトータルコスト縮減と予算の平準化を行います。
1.対象施設と計画期間
- 対象施設:排水機場・水門等34施設、県営ダム7施設、堤防区間413キロメートル、調節池21池、地下河川15箇所
- 計画期間:令和8年度~令和57年度(50年間)
2.基本方針
1.排水機場、水門、堰等
河川ゲート設備及び河川ポンプ設備を良好な状態に維持し、正常な機能を確保するため、適切かつ効率的な維持管理を行います。
河川ゲート設備及び河川ポンプ設備の維持管理は、当該ゲート設備及びポンプ設備の設置目的、機器等の特性、設置条件、稼働形態等を考慮して内容の最適化に努め、かつ効果的に予防保全と事後保全を使い分け、計画的に実施します。
2.県営ダム
ダムの状態を定期的・継続的に把握し、それらの結果を総合的に分析・評価した上で、必要な更新・対策を実施することで、ダム施設の安全性及び機能を長期にわたって保持するとともに、貯水池機能を保全するよう努めます。
また、点検、更新・対策等の履歴については、系統的に整理・保存し、蓄積するものとします。
3.堤防区間
堤防区間について年1回の河川点検を実施し、変状の度合によって段階別に評価、健全度を判定し、計画的に補修を実施します。堤防護岸の劣化等を早期に把握し、補修を実施することにより、堤防決壊等のリスクを回避するとともに、構造物の長寿命化、維持管理コストの低減を図ります。
4.調節池、地下河川
調節池及び地下河川について定期的な河川点検を実施し、変状の度合によって段階別に評価、健全度を判定し、計画的に補修を実施します。劣化等を早期に把握し、補修を実施することにより、施設の破損等のリスクを回避するとともに、構造物の長寿命化、維持管理コストの低減を図ります。








