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パーソントリップ調査(「人の動き」実態調査)
人口減少局面でも持続可能なまちづくりを行うため、県と関係市町村では、検討の基礎データとなる「人の動き」の実態を把握する交通実態調査を平成27年度及び平成28年度の2年にわたって実施しました。
県では調査結果を踏まえ、「自動車以外の移動手段」も選択できる社会を目指すために「群馬県交通まちづくり戦略」を策定しています。戦略の詳細については群馬県交通まちづくり戦略をご覧ください。
パーソントリップ調査(「人の動き」実態調査)とは
この調査は、日頃の生活の中で「どのような人が」「どのような目的で」「どこからどこへ」「どのような交通手段で」移動したかなど、「人の1日の動き」を調べるために行われるものです。調査を実施することで、鉄道や自動車、徒歩といった各交通手段の利用割合や交通量をはじめとした対象地域内の住民の行動実態がわかります。得られた結果は、都市・地域計画、交通計画、防災計画、福祉対策など今後のまちづくりに幅広く活用されていきます。
調査対象圏域
平成27年度調査対象市町村
・前橋・高崎都市圏と両毛都市圏の22市町村
前橋市、高崎市、桐生市、伊勢崎市、太田市、館林市、渋川市、藤岡市、富岡市、安中市
みどり市、榛東村、吉岡町、下仁田町、甘楽町、玉村町、板倉町、明和町、千代田町、大泉町
邑楽町、足利市
平成28年度調査対象市町村
・中山間地域の14市町村
沼田市、上野村、神流町、南牧村、中之条町、長野原町、嬬恋村、草津町、高山村、東吾妻町
片品村、川場村、昭和村、みなかみ町
調査結果
平成27・28年度の調査結果をもとに、鉄道・バス・自動車はどんな人が利用しているのか、どんな目的の活動がどこに多いのかなど、交通とまちづくりに関する現況について分析を進めてきました。今回、主要な分析結果をまとめましたので公表いたします。