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コース15/榛名山へのみち
8.2キロメートル/健脚向け/撮影ポイント:榛名湖と榛名富士
榛名湖と榛名富士
松の沢峠
榛名神社から天神峠までは上りで、神社周辺の杉林や広葉樹が楽しめる静かなコースです。
起点近くには、明治期に巨石を積み上げて造られた砂防堰堤群があり、当時の技術の高さを見ることができます。この堰堤は平成16年に(社)土木学会から選奨土木遺産の賞を受けています。
天神峠からは県立榛名公園内のコースで榛名山の外輪山(氷室山、天目山、松の沢峠、スルス峠)の稜線沿いを歩きます。
道を外れて沼ノ原に足を運べば、春ならツツジの群落、夏ならかれんなユウスゲ、マツムシソウ、秋ならススキの穂波が見られます。
時間があれば榛名富士や相馬山の登山もおすすめです。
起点:高崎市榛名山町榛名神社 → 終点:渋川市伊香保町ヤセオネ峠
榛名の植物
東日本型の植物が多く、山麓にはスギ・ヒノキなどの植林地が広がります。榛名富士周辺にあるカシワ群集はミズナラ・ホソバガシワを混成し、貴重なものです。他にカナウツギ・ハルナイタドリ・ハルナユキザサ・ジョウシュウカモメツル・マツムシソウ・ユウスゲなどが自生します。
榛名神社
延長5年(927年)に完成した記録「延喜式」の中に上野国十二社の群馬郡小社として位置づけられています。この記録に掲載された神社は「式内社」と呼ばれ格式の高い神社とされています。樹齢約600年の矢立の杉、文化3年(1806年)に再建された本殿をはじめ、国指定重要文化財や県重要文化財などが多数あるほか、奇岩御姿岩も有名です。
お問い合わせ
榛名支所産業観光課 電話 027-374-6712