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「群馬県職員の女性活躍推進・子育て応援プラン」の取組状況について(令和2年度)

更新日:2021年3月31日 印刷ページ表示

1 目的

 群馬県では、令和2年4月に策定した「群馬県職員の女性活躍推進・子育て応援プラン」に基づき、女性職員の活躍推進及び仕事と子育ての両立支援に取り組んでいるところです。つきましては、女性活躍推進法第19条第6項及び次世代育成支援対策推進法第19条第5項に基づき、令和2年度の取組状況を公表します。

2 具体的取組

(1)ワーク・ライフ・バランスの推進

1)家事・育児や介護を担いながら活躍できる職場環境の整備

ア.各種制度の職員への周知及び利用しやすい環境の整備
各種制度の職員への周知及び利用しやすい環境の整備に係る取組一覧表
項目 取組状況
【県全体】
  • 母性保護、育児休業、休暇、時間外勤務の制限などの各種制度について周知するとともに、職員が制度を利用しやすい環境を整える。
【県全体】
  • 継続して制度の周知や利用しやすい環境の整備に取り組んでいます。
イ.妊娠中及び出産後における配慮
妊娠中及び出産後における配慮に係る取組一覧表
項目 取組状況
【県全体】
  • 母性保護及び母性健康管理の観点から設けられている特別休暇等の制度について周知するとともに、妊娠中の職員の健康や安全に配慮し、業務分担を行う。
【県全体】
  • 継続して制度の周知や利用しやすい環境の整備に取り組んでいます。
ウ.育児休業取得職員への円滑な職場復帰支援
育児休業取得職員への円滑な職場復帰支援に係る取組一覧表
項目 取組状況
【県全体】
  • 管理職は、育児休業から復帰する職員に対し、復帰後の働き方の希望について確認をするとともに、家庭内の育児体制等を考慮し、業務を設定する。復帰後の職場研修や各種研修に参加しやすい環境を整える。
【県全体】
  • 令和2年10月に育児休業中で復帰を経験していない職員を対象にメンターカフェ(育児休業中職員の相談会)の資料を送付しました。(令和2年度実績 32名へ資料送付)
エ.人事異動等における配慮
人事異動等における配慮に係る取組一覧表
項目 取組状況
【県全体】
  • 職員からの自己申告書や所属におけるヒアリング等をもとに、可能な範囲で、子育て等の状況に応じた人事上の配慮を行う。
【県全体】
  • 継続して実施しています。
【県全体】
  • 子育て、介護等を担っている職員が、特に人事上の配慮を求める場合には、子育て等の状況について、人事管理部門で速やかに情報を収集する。
【県全体】
  • 継続して実施しています。
オ.ハラスメントのない職場くり
ハラスメントのない職場づくりに係る取組一覧表
項目 取組状況
【県全体】
  • 全ての職員が安心して働けるよう、ハラスメント防止に向けた取組を行う。
【県全体】
  • 令和2年7月にハラスメント防止ハンドブックを作成し、庁内へ周知しました。
  • 令和2年7月にハラスメント防止セミナー(管理職向け)、令和2年9月にハラスメント相談窓口担当者研修(ハラスメント相談窓口担当者向け)を実施しました。

2)男性職員の家事・育児参画の促進

ア.男性職員の子育て目的の休暇・休業の取得促進
男性職員の子育て目的の休暇・休業の取得促進に係る取組一覧表
項目 取組状況
【県全体】
  • 男性職員が利用可能な子育て目的の休暇・休業制度について周知を行う。
  • 配偶者出産休暇及び育児参加休暇の取得を促進する。
【知事部局等、教育委員会】
  • 子どもが生まれる全ての男性職員が「男性職員の子育て計画書」を作成することとし、対象職員に対して、子育て支援制度等の情報提供を行うとともに、育児に伴う休暇・休業の合計1か月以上の取得推奨及び休暇・休業中の業務運営の確保に取り組んでいます。
【病院局】
  • 子どもが生まれる男性職員に対し、「男性職員の子育て計画書」の作成を周知するとともに、新たに管理職が計画の進捗状況を管理することとし、より実効的に休暇等を取得できるよう取り組んでいます。
イ.子育て目的の休暇・休業が取得しやすい環境の整備
子育て目的の休暇・休業が取得しやすい環境の整備に係る取組一覧表
項目 取組状況
【県全体】
  • 対象職員が安心して子育て目的の休暇・休業を取得できるよう、管理職は休暇・休業中の体制の準備や業務分担の見直しを行う。
【知事部局等、教育委員会】
  • 子どもが生まれる全ての男性職員が「男性職員の子育て計画書」を作成することとし、対象職員に対して、子育て支援制度等の情報提供を行うとともに、育児に伴う休暇・休業の合計1か月以上の取得推奨及び休暇・休業中の業務運営の確保に取り組んでいます。
【病院局】
  • 男性職員が育児に伴う休暇等を取得している時の業務の運営確保に取り組んでいます。
【県全体】
  • 男性職員が子育て目的の休暇・休業を積極的に取得できる職場風土を醸成するため、管理職を含む全職員に対して周知・啓発を行う。
【知事部局等】
  • 職員向けのパソコンネットワークにおいて、男性職員の育児休業等体験談や男性職員の育休取得者による座談会概要について、周知・啓発を行いました。
ウ.トップからのメッセージ発信
トップからのメッセージ発信に係る取組一覧表
項目 取組状況
【県全体】
  • 男性職員の子育て目的の休暇・休業の取得を促進するため、トップからメッセージを発信する。
【県全体】
  • 今後の取組を検討しています。

(2)働き方の見直しに向けた取組

1)柔軟な働き方の検討

ア.テレワークの活用
テレワークの活用に係る取組一覧表
項目 取組状況
【知事部局等】
  • 今後、サテライトオフィスの設置場所拡充、在宅勤務やモバイルワークの導入を検討する。
【知事部局等、教育委員会】
  • サテライトオフィスを新たに2か所設置し、計7か所に拡充しました。
  • 令和2年3月から新型コロナウイルス感染症対策のための在宅勤務を実施しています。また、同年11月からは、自宅や出張先から県庁ネットワークへの接続を可能とするモバイルルータの利用を開始し、職場とほぼ同様の業務ができる環境を整備しました。
イ.職員が仕事と家庭を両立しつつ、その個性と能力を発揮して活躍できるような、多様で柔軟な働き方の拡充
多様で柔軟な働き方の拡充に係る取組一覧表
項目 取組状況
【県全体】
  • ゆう活(夏の生活スタイル変革)、子育て・介護職員のフレックスタイム制度、育児・介護のための時差出勤
【県全体】
  • 令和2年7月から「時差出勤」及び「休憩時間の弾力化」を、年間を通して原則全職員が利用できるよう試行で運用しています。

2)時間外勤務の縮減

ア.子どものいる職員への配慮
子どものいる職員への配慮に係る取組一覧表
項目 取組状況
【県全体】
  • 小学校就学始期に達するまでの子どものいる職員の深夜勤務及び時間外勤務の制限の制度、3歳未満の子どものいる職員の時間外勤務免除の制度を周知する。
【県全体】
  • 職員向けのパソコンネットワークに開設した「子育て応援ページ」において、子育て支援制度の一つとして紹介するなど、対象職員に周知しています。
イ.業務の見直しや所属ごとの取得計画の実行など
業務の見直しや所属ごとの取得計画の実行などに係る取組一覧表
項目 取組状況
【県全体】
  • 「仕事の仕方」の見直し等を行うため、所属ごとに「時間外勤務の縮減に向けた取組計画」を作成する。
  • 時間外勤務に係る「事前命令」・「事後確認」の徹底(ミーティングの実施)
  • 「ノー残業デー」の徹底のため、庁内放送の実施や総務事務システムのログイン画面等で周知し、定時退庁を促す。
【県全体】
  • 年度当初に通知を発出して、所属長に対し、既存業務の積極的な見直しや内部資料の簡素化等の徹底など、事務の簡素合理化を推進しています。
  • 年度当初の通知により、「事前命令」及び「事後確認」の徹底を求めるなど、安易に時間外勤務が行われることのないよう、意識啓発等を図っています。
  • 毎週水曜日に職員向けのパソコンネットワークのログイン画面に定時退庁を促す文書を掲載したほか、当日の時間外勤務の原則禁止や管理職による定時退庁の率先垂範の実施を求めるなど、定時退庁の実施の徹底を図っています。

【教育委員会】
  • 「教職員の多忙化解消に向けた協議会」において、具体的な方策を検討するとともに、教育委員会全体として、教職員の多忙化解消や時間外勤務の縮減に取り組んでいます。

3)休暇取得の促進

ア.年次有給休暇の取得の促進
年次有給休暇の取得の促進に係る取組一覧表
項目 取組状況
【県全体】
  • 休暇を取得しやすい環境の整備
  • 計画表の活用による計画的取得の促進
【県全体】
  • 年度当初に通知を発出し、職員に年次有給休暇取得促進の意義等を周知するとともに、所属長には、管理職による休暇の率先取得や職員間の応援体制の構築を求めるなど、職員が年次有給休暇を取得しやすい環境づくりを進めています。
  • 職員の年間取得目標(年度内13日以上、企業局は16日以上)を示し、当該計画表を活用した年次有給休暇の計画的な取得を推進しています。
イ.連続休暇等の取得の促進
連続休暇等の取得の促進に係る取組一覧表
項目 取組状況
【県全体】
  • 年次有給休暇を活用して、次のような休暇の取得を推奨し、連続休暇の取得を促進する。
  • 国民の休日や夏季休暇とあわせた年次有給休暇の取得促進を図る。
  • ゴールデン・ウィークにおける週休日と休日に挟まれた日やお盆期間等会議の自粛を行う。
【県全体】
  • 年度当初に通知を発出し、祝日や特別休暇と組み合わせた連続休暇の取得推進、年次有給休暇の具体的な取得例を明示することなどにより、年次有給休暇の計画的な取得を推進しています。

【教育委員会】
  • 長期休業期間中に「学校閉庁日」を設定して、休暇の取得しやすい環境づくりを推進しています。

(3)女性職員の活躍推進に向けた取組

1)女性職員の採用拡大

女性受験者の拡大に向けた広報活動等の実施
女性受験者の拡大に向けた広報活動等に係る取組一覧表
項目 取組状況
【県全体】
  • 大学等における説明会を幅広く実施するとともに、県行政の魅力ややりがい、女性にとって働きやすい職場環境等について、積極的に広報する。
【人事委員会】
  • 女子大を含む大学・高校での職員採用説明会を継続して実施しています。(令和2年度実績19回)
  • 職員採用説明会にて女性職員のキャリアパスについて紹介し、女性職員を積極的に派遣しています。(令和2年度実績 紹介17回・派遣28名)
  • 県職員採用パンフレットに活躍する女性職員や育児介護等休暇制度について掲載しています。

2)職域の拡大・計画的育成とキャリア形成支援

ア.女性職員の多様な職務経験の蓄積に向けた取組
女性職員の多様な職務経験の蓄積に向けた取組一覧表
項目 取組状況
【県全体】
  • 管理職や人事管理部門は、女性職員の県庁・地域機関の交流を活発化させるとともに、女性職員が企画立案部門や事業部門を含めた多様な職務経験を積めるよう配慮する。また、この観点から、民間企業等外部への派遣に際して、女性職員のチャレンジを促す。
【知事部局等】
  • 「人事異動方針」に女性職員の活躍促進を掲げ、人事配置しています。
【県全体】
  • 副主幹・主幹、係長、補佐級といった各役職段階における育成に努めるとともに、病院局では自所属以外の病院での勤務機会を付与し、キャリア形成を図る。
【知事部局等】
  • OJTや役職段階ごとに項目を定めた人事評価の実施、階層別研修の実施により取り組んでいます。
イ.女性職員を対象とした研修の実施
女性職員を対象とした研修の実施に係る取組一覧表
項目 取組状況
【知事部局等】
  • キャリアデザインやワーク・ライフ・バランス等の考え方について理解を深めるための研修や、係長昇任を控える女性職員が将来にわたって能力を発揮するため、リーダーシップ等について学ぶ研修を実施する。
【知事部局等】
  • 高いモチベーションの維持やワーク・ライフ・バランスなどの理解を深めるキャリアデザイン研修を令和2年10月に実施しました。また、令和2年度から「採用後3年目研修」において、キャリアデザインの科目を設けて実施しました。(令和2年度実績 受講者135人(男性職員含む))
  • リーダーシップやワークライフバランスなどの理解を深める女性キャリアサポート研修を令和2年10月に実施しました。(令和2年度実績 受講者38人)
ウ.女性職員がキャリア形成していくイメージを持つための取組
女性職員がキャリア形成していくイメージを持つための取組一覧表
項目 取組状況
【知事部局等】
  • 女性職員が、出産・子育てをしながらキャリア形成していくためのイメージを持てるように、先輩女性職員の体験談の紹介や相談体制を整備する。
【知事部局等】
  • 職員向けのパソコンネットワークにロールモデル集を掲示し、職員へ周知しています。
エ.女性活躍推進に向けた意識の醸成
女性活躍推進に向けた意識の醸成に係る取組一覧表
項目 取組状況
【知事部局等】
  • 男女にかかわらず女性活躍推進に向けた意識づくりや女性職員のキャリア形成に係る管理職の意識向上を図るため、研修等を実施する。
【知事部局等】
  • 「新任管理職研修」において、女性活躍推進の項目を含む科目「ダイバーシティマネジメント」を実施しました。(令和2年度実績 受講者89名)
オ.教職員における管理職選考考査の受検者増加を図るための取組
教職員における管理職選考考査の受検者増加を図るための取組一覧表
項目 取組状況
【教育委員会】
  • 学校現場における女性管理職を増加させるため、管理職選考考査の受検者増加に向けた取組を実施する。
【教育委員会】
  • 校長等から女性教職員に対して、管理職選考考査の受検を働きかけるなどして意識向上を図っています。

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