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地方公務員の給与のしくみ
更新日:2019年12月25日
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1 地方公務員の給与の体系
- 地方公務員の給与は、職員の職務の複雑、困難及び責任の度合いに基づいて決められる給料と、これを補完する諸手当から構成されています。
- 以下の給与決定の原則に基づき、給料の支給額等が決定されます。
2 地方公務員の給与決定の原則
(1)職務給の原則〈地方公務員法第24条第1項〉
- 地方公務員の給与は、その職務と責任に応ずるものでなければならないとされています。
(2)均衡の原則〈地方公務員法第24条第2項〉
- 地方公務員の給与は、生計費並びに国及び他の地方公共団体の職員並びに民間事業の従事者の給与その他の事情を考慮して定めなければならないとされています。
※地方公務員の給与については、制度については国家公務員の給与制度を基本としつつ、水準については地域の民間給与の状況をより適切に反映することとされています。
(3)給与条例主義の原則〈地方公務員法第24条第5項、地方自治法第204条 等〉
- 地方公務員の給与及びその支給方法は条例で定めなければならないとされています。
※いかなる給与も法律またはこれに基づく条例に規定がなければ支給することはできません。
【参考】給与・定員等の制度概要(総務省)<外部リンク>