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群馬県文化審議会(第8回)の概要(通算8回目)
1 開催日時
平成28年2月8日(月曜日) 午前10時00分~午前11時50分
2 場所
群馬県庁7階 審議会室
3 出席者
委員13名
4 議題及び主な意見
(1)部会報告について
<県民会館のあり方検討部会>
資料1-1に基づき、部会長から報告を受けた後、意見交換を行った。
〔主な意見〕
・委員
県民会館は、文化の継承や、文化活動の担い手の育成、県域的・広域的に行われる文化事業の中核的な存在として、また、文化活動に関わる県民の一種の聖地としての役割を持ち続けてきた。これを更に強めて行くことが、他の公立施設や民間施設との役割分担になるであろうという感触が得られている。
<文化振興指針推進・評価部会>
資料1-2に基づき、部会長から報告を受けた後、意見交換を行った。
〔主な意見〕
・委員
第三者評価について、現場を見ていない状態では、資料を基にチェックしても、担当課の意見の追従にしかならない。文化審議会委員による現地調査を実施することを提案したい。
・委員
評価結果の矢印表記が曖昧という点や、理由の追加など、改善されたことで見やすくなった。年次報告書についても、長い文章を読むよりも、短い時間でわかりやすくなったと思う。
(2)年次報告書の作成について
資料2に基づき、事務局から説明を受けた後、質疑を行った。
一部を見直すことを条件に、年次報告書の公開を承認した。
〔主な意見〕
・委員
自己評価について、同じ基準を使っても、担当課の考え方によって結果が変わってしまう。目標を達成しているのに評価が低かったり、もっと工夫すべき点がたくさんあるにも関わらず、高い評価となっている事業もあり、なんでこうなってしまうのかと思う。各課から自己評価を受け取るときに、評価の考え方や基準が統一されるよう、もっとよく話し合うことが必要なのではないか。
・委員
自己評価というのはとても大変だと思うが、自分たちの事業の効果を考える良いきっかけになると思う。今後の方針を『継続』としている事業がほとんどなので、適正な評価が行われるよう、注意しながら進めてほしい。
・委員
評価の視点で★4(やや高い)としている事業について、むしろ高く評価したい。まだ良くなるという前向きな意欲を感じる。未知数の部分を持っていることは非常に良いことなのではないか。
・委員
評価の結果が『悪化』となっている「美術館・博物館の運営」について、資料では入館者が減ったことが一番の要因と受け取れるが、そういうことでよいか。確かに入館者数は減っているが、美術館というのはお客を集めるだけの場所ではない。美術館本来の役割に対する視点を持って評価されるようにしてほしい。
・委員
本質を正しく評価することは非常に難しい。結果について答申しただけで終わりになってしまうことも多い。見えてきた問題点があるならば、それに対して何ができるのか考え、実現できるように是非ともやって頂きたい。工夫しだいでいろいろできると思う。
(3)今後の審議会運営について
資料3に基づき、事務局から説明を受けた後、質疑を行った。
案のとおり開催することを承認した。
(4)その他
各部会への委員の傍聴について提案があり、意見交換を行った。
5 会議資料
資料1-1 群馬県民会館のあり方検討部会報告 (PDFファイル:156KB)
資料1-2 文化振興指針推進・評価部会報告 (PDFファイル:178KB)
資料3 今後の文化審議会の運営について (PDFファイル:63KB)
※資料2「年次報告書(案)」は未確定の内容が含まれるため非公開とする。