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群馬県文化審議会(第11回)の概要(通算11回目)

更新日:2017年2月17日 印刷ページ表示

1 開催日時

平成29年2月17日(金曜日)午前10時00分~午前11時35分

2 場所

群馬県庁7階 審議会室

3 出席者

委員13名

4 議題及び主な意見​

(1)部会の開催報告について

文化振興基金活用検討部会
資料1-1、1-2及び1-3に基づき、部会長から報告を受けた。
文化振興指針策定・推進評価部会
資料2に基づき、部会長から報告を受けた。

(2)県民会館のあり方検討部会報告書について

資料3に基づき、部会長から説明及び事務局から補足説明を受けた後、意見交換を行い、異議なしで部会の報告書として承認された。

(3)県民会館のあり方検討部会について

〔主な意見〕
・委員
指定管理者の非公募の事例はどうなっているのか。
・委員
県民会館は県民文化活動の聖地と称されており、2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けては、文化プログラムの推進が標榜されているのに、その年に改修工事で休館となってしまうのはいかがなものかと思う。
・委員
全国的に見ると、管理運営のノウハウや雇用の継続、長期計画への対処等で文化施設の指定管理者を非公募としているところや10年としているところもあるので、事務局には他県の状況についても調査を進めていただきたい。
部会の検討結果である最終報告書が承認されて設置目的が完了したことから、部会の廃止が承認された。

(4)第2期群馬県文化振興指針の策定について

資料4-1、4-2、4-3及び4-4に基づき、事務局から説明を受けた後意見交換を行い、これら意見を踏まえて本資料をベースに指針を作成していくことが了承された。
〔主な意見〕

・委員
世界遺産「富岡製糸場と絹産業遺産群」は、登録になったから事業終了とすることなく指針案の段階から記載するように。
・委員
群馬県文化基本条例第28条第2項に規定されているように、世界遺産等に登録された場合には、その後もしっかり施策を続けていかなければならない。条例の文言にある『ユネスコ記憶遺産』の表記は、『ユネスコ「世界の記憶」』に改めなければならないか検討する必要がある。
みなかみ町が「生物圏保存地域(ユネスコエコパーク)」に登録された場合対応をどうするのか、条例と指針に「ユネスコエコパーク」と「ユネスコ世界ジオパーク」も入れるのか検討する必要がある。
本県は利根川源流やラムサール条約湿地もあり、これらの資産について審議会でどのように対応していくのか議論が必要である。
・委員
県民の東国文化の認知度を80%に上げる目標は難しい。上野三碑は物があるからわかりやすいが、東国文化の内容について、県民はわかりづらいと思う。埼玉県の埼玉古墳群のようにまとまった象徴的なものがあるとわかりやすいが、金井東裏遺跡や黒井峯遺跡、太田の古墳等一つにまとめられない宝をまとめて具体化するにはどうしたらいいのか。誰にでもわかりやすい形でアピールできるものがよい。
・委員
東国文化、上野三碑及び東京オリンピック・パラリンピック文化プログラムの普及は難しいテーマである。どうしたら条例や指針を具体的に県民に広めていけるのか考えていかなければならない。
・委員
東国文化とは何か。県内だけでなく県外の人々が納得しないとならない。上野三碑は、皆に読んでもらえて1,300年同じ文化の基盤が今の自分たちの暮らしにつながっていることを実感できる。世界遺産「富岡製糸場と絹産業遺産群」も自分たちにも関わりがあるという県民の実感があるが、東国文化にはそこが欠けているのではないかと思う。
・委員
上野三碑は、篆刻を趣味としている人や石に興味がある人等の関心も引いている。切り口を変えて様々な角度から周知しないと広がらないと思う。
・委員
群馬交響楽団の演奏会場についても、案内チラシでは東毛と記載されているが、全国で名の知れた太田市や桐生市と誇りを持ってはっきり書いた方がよい。
・委員
角度を変えてPRを考えた方がよい。
・委員
群馬にはいろいろな財産があることを指針で明確にしたい。また、文化県群馬として県民がプライドを持てるような指針にしてほしい。
・委員
県の総合計画において県民の東国文化の認知度を80%に上げる目標が設定されているが、具体的に戦略的にどのように取り組むのか、「ユネスコエコパーク」や「ユネスコ世界ジオパーク」等文化の概念をどうするのか、群馬県として今後どうシフトしていくのか、次期指針の策定にあたり本日の重要な意見を踏まえて、我々の文化とは何か根本的なところをしっかりと検討していかなければならない。

(5)文化振興指針策定のための県民アンケート調査の実施について

資料5-1及び5-2に基づき、事務局から説明を受けた後意見交換を行い、これら意見を踏まえて質問項目を作成し、本資料をベースに調査を実施していくことが了承された。
〔主な意見〕

・委員
東国文化についての質問項目は重要であるので、再考していただきたい。
・委員
調査対象の文化団体の定義や基準が明確でないと県内で活動している団体が埋もれてしまう心配がある。団体やプロジェクト側にも、日頃から行政にアプローチしていく姿勢が必要であるが、そうでないところは、こういう時に取りこぼされている可能性があるという認識も持ってほしい。
・委員
どの文化団体を調査対象にするのか難しい。ある程度どこかに登録していて市町村等で把握できるところがよいと思う。

(6)その他

指針策定後に元号が変わる可能性もあるのではないか。 国等から何か方向性が出てくるのではないかと思う。 西暦で表記するということも考えられる。

(1)東国文化推進室の設置
追加資料に基づき、事務局から説明を受けた。

(2)平成29年度当初予算案の文化振興課主要事業
追加資料に基づき、事務局から説明を受けた。

5 会議資料

次第

資料1-1群馬県文化振興基金活用検討部会の概要
資料1-2文化振興基金について
資料1-3群馬県文化振興基金の活用状況について(平成27年度実績及び平成28年度予定)
資料2文化振興指針策定・推進評価部会の開催報告
資料3『群馬県文化審議会群馬県民会館のあり方検討部会』報告書(案)
資料4-1第2期群馬県文化振興指針策定方針(案)
資料4-2群馬県文化振指針基本目標別自己評価の推移
資料4-3第2期文化振興指針策定スケジュール(案)
資料4-4東京2020大会関係資料
資料5-1県民アンケートの実施について(案)
資料5-2第2期文化振興指針策定アンケート調査質問項目一覧表(案)
追加資料平成29年度組織改正、当初予算主要事業
*資料1-1、1-2及び1-3は、平成28年11月24日開催の群馬県文化振興基金活用検討部会資料として既に公表済みのため、省略する。
*資料4-1、4-2及び4-3は、未確定の内容が含まれるため非公開とする。
*資料4-4は非公表の内部資料のため非公開とする。
*資料5-1及び5-2は、未確定の内容が含まれるため非公開とする。

次第 (PDFファイル:50KB)

資料2 (PDFファイル:42KB)

資料3 (PDFファイル:416KB)

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