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農業青年組織が嬬恋村商談会で乾燥キャベツを販売

更新日:2018年3月26日 印刷ページ表示

平成29年11月22日発
吾妻農業事務所普及指導課

要約

 吾妻地域の農業青年組織GREEN PAL吾妻高原野菜部が、嬬恋村で開催された「嬬恋村特産品大商談会&展示会」で乾燥キャベツの販売を行いました。

1 ねらいと背景

 「GREEN PAL吾妻高原野菜部」は、吾妻地域の4Hクラブである「GREEN PAL」の下部組織として平成26年から、高原野菜の栽培技術に関する勉強会の開催やプロジェクト活動を中心に活動を行っています。平成29年度のプロジェクト活動は、高原野菜産地の6次産業化の可能性を検討するため、「乾燥キャベツ加工におけるブランチング処理(※注)の必要性の検討」と「乾燥加工に向くキャベツの品種選定」に取り組んできました。その活動の一環として、加工した乾燥キャベツの販売と試食提供によるアンケート調査を実施することなりました。普及指導課では、農業青年の資質向上を目的として活動を支援するとともに、乾燥加工の方法やアンケート作成、販売の際の注意点等について指導を行いました。

 (※注)ブランチング処理:野菜を加工する前に加熱(湯がくなど)する処理のこと

2 取り組み内容

 平成29年11月2日(木曜日)~3日(金曜日)にかけて嬬恋村で開催された「嬬恋村特産品大商談会&展示会」に出展し、乾燥キャベツの販売と試食提供、食味等についてのアンケート調査を実施しました。商談会には、草津のホテル関係者や県内外の量販店のバイヤーなどが多く来場し、仕入れに関する商談を行っていました。また、11月3日は、嬬恋村文化祭が隣接した会場で開催されたため、多くの一般消費者の来場があり、消費者目線での意見を聞くことができました。来場したバイヤーからは、「ぜひ取り扱いたいが取引はもう可能なのか」「ホテルの料理に使いたい」など、今後の販売に繋がる意見も多く聞かれました。

3 取り組み成果と今後の方向

 商談会に出展し販売と試食提供を行った結果、多くのアンケートが集まり、「ブランチング処理の有無」と「乾燥加工に向く品種選定」について、消費者目線の意見を集めることができました(アンケート回収数:35部)。今後は、アンケート結果の集計と分析について支援を行っていきます。

会員による来場者への乾燥キャベツの説明の写真
会員による来場者への乾燥キャベツの説明

販売した乾燥キャベツの写真
販売した乾燥キャベツ

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