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おいしい米づくりと良食味米の有利販売を目指して ~米・食味分析鑑定コンクール:国際大会で金賞受賞~
平成29年12月21日発
吾妻農業事務所普及指導課
要約
11月25・26日に山形県真室川町で「第19回米・食味分析鑑定コンクール:国際大会」が開催され、吾妻地域内から出品された2点が金賞を、6点が特別優秀賞を受賞しました。
1 ねらいと背景
吾妻地域は、昼夜の気温差が大きく豊富な水資源に恵まれていることなどから、食味評価の高い米が生産されています。良食味米として付加価値を付け、有利販売に結びつけようとする活動が活発です。
普及指導課では、各良食味米生産組織を対象に講習会などを通して、良食味米生産のための施肥管理、収穫時期の見極め、整粒歩合向上を指導するとともに、全国規模の食味コンクールを利用して有利販売に向けた取り組みを支援しています。
2 取り組み内容
「米・食味分析鑑定コンクール:国際大会」は、米・食味鑑定士協会が主催する国内最大の米の食味分析鑑定コンクールで、今年は全国から5,551点が出品され、この中から総合部門金賞として18点が選出され、うち嬬恋村(2年連続4回目)の「ひとめぼれ」2点が受賞しました。
その他、特別優秀賞を東吾妻町の「コシヒカリ」4点、嬬恋村の「ひとめぼれ」1点、高山村の「ミルキークイーン」1点の計6点が受賞しました。
3 今後の方向
普及指導課では、今後もJA、米生産組織、町村と連携し、更なる米の食味・品質、栽培技術の向上を目指し、生産者を支援します。また、吾妻産米の評価の向上を目指し、地域全体の食味の高位平準化と販売力の向上を図っていきます。
収穫時期を迎えた嬬恋村の稲
表彰式の様子