本文
スプレーマム現地研修会の開催
平成30年6月15日発
吾妻農業事務所普及指導課
要約
JAあがつま花き生産部会では、秋の彼岸出荷に向けたスプレーマム現地研修会を開催しました。
普及指導課はスプレーマムの直挿し方法について技術指導を行いました。
1 ねらいと背景
吾妻管内は県内有数のスプレーマム産地です。JAあがつま花き生産部会では、共選共販体制をとり、全箱を検品出荷するため市場から高い評価を受けています。
今年は、新規就農者や栽培経験の浅い生産者が多いことから、ベテラン農家のほ場を視察するとともに、初期の適正な管理を学ぶ現地研修会を開催しました。
2 取り組み内容
(1)スプレーマム産地への支援
5月15日に研修会を開催し、JAあがつま花き生産部会の部会員22名が参加しました。まず、普及指導課からは、スプレーマムの直挿し方法について、基本的な作業の流れや栽培管理上の注意点などの中心に講習会を行いました。
その後、ベテラン生産者のほ場へ移動して、直挿しの状況や基本作業の確認を行いました。ほ場視察では、生産者同士の意見交換も活発に行われ、お互いに刺激を受け合っていました。参加した生産者からは「実際の作業が見れて大変参考になった。今すぐ取り組んでみたい。」との声も聞かれ、有意義な現地研修会となりました。
3 今後の方向
吾妻のスプレーマム産地をさらに盛り上げられるよう、新規就農者を中心として、技術面での支援を継続していきます。また、新規就農者や栽培経験の浅い生産者が多いことから、作業の遅れ等がないように、定期的にJAと連携した巡回指導を行い、徹底して適期栽培管理を呼びかけていきます。