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りんご青年経営者夏季交流会の開催~吾妻に県内のりんご青年経営者が集まりました~

更新日:2018年10月17日 印刷ページ表示

平成30年9月18日発
吾妻農業事務所普及指導課

要約

 吾妻管内に群馬県の主要なりんご産地から青年経営者が集まり、交流研修会が開催されました。各地の生産部会活動の垣根を超えて交流が深まり、今後の栽培管理技術や経営を考えるきっかけづくりをすることができました。

1.ねらいと背景

 群馬県のりんごの栽培面積は約429ヘクタールhaで、観光直売や贈答販売などを中心とした経営がなされています。大きな産地は県北部の利根沼田地域になりますが、吾妻地域や渋川市、榛東村、甘楽富岡地域などでもりんごが栽培されています。各産地には、後継者が育っていますが、産地を越えた活動は少なく、交流の場もなかったため、今回、群馬県および群馬県園芸協会が主催する「りんご青年経営者夏季交流会」が吾妻地区にて開催されました。

2.取り組み内容

 台風21号が通り過ぎた平成30年9月6日(木曜日)、県内各産地(沼田市、川場村、東吾妻町、中之条町、渋川市、榛東村)から総勢13人の青年経営者が集まりました。一行は、まず東吾妻町のりんご専作経営を行っている(株)上郷農園を視察した後、土着天敵を活用したハダニ類の防除について理解を深めるべく、吾妻にて設営中の実証ほでの検討、顕微鏡での天敵確認、最新の防除技術研修を行いました。吾妻管内をともに巡回し、検討を重ねることで、お互いが顔見知りになり、今後の交流のきっかけを作ることができました。

3.今後の方向

 各産地のりんご生産部会に属している青年経営者が県内の他の産地を巡り、交流することで、視野がひろがり経営にも新しい考えが導入しやすくなると考えられます。今後もりんご青年経営者の各種活動を支援し、産地の維持発展につなげていきます。

実証ほにてハダニ類の発生抑制について説明する写真
実証ほにてハダニ類の発生抑制について説明

ハダニ類天敵の採集作業を実演する写真
ハダニ類天敵の採集作業を実演

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