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高校生が地元特産「ベニバナインゲン」の理解を深め、加工品を商品化へ

更新日:2019年11月22日 印刷ページ表示

令和元年11月5日発
吾妻農業事務所普及指導課

要約

 吾妻中央高校生の皆さんに特産品「ベニバナインゲン」について理解を深めてもらい、高校生の柔軟なアイデアによる加工品開発をお願いしたところ、今年の文化祭イベントでは新商品を販売するまでステップアップしました。

1.ねらいと背景

 吾妻地域の特産品である「ベニバナインゲン」生産振興のため、昨年度から吾妻中央高等学校に加工品開発を働きかけています。しかし栽培の適地が標高800メートル以上の高標高地であるため、ほとんどの学生さんは、実際の栽培を見たことがありません。そのため、「ベニバナインゲン」について理解を深め、商品開発に繋げてもらうように、学習の支援を行いました。

2.取り組み内容

 7月には、高冷地野菜研究センターのほ場見学を行い、「ベニバナインゲン」の栽培状況や県育成品種「紅秋麗」の育成経過を学んでもらい、収穫時期にあたる10月29日には、栽培農家の手ほどきで「紅秋麗」ので調製作業を実習しました。徐々に作業に慣れて真剣に取り組むことができ、加工品開発への意欲が高まりました。
 そして、秋の文化祭では、地元企業と共同で開発したガレット(商品名:「吾妻のめぐみ」)や、あがつま農業協同組合の協力で学生考案のラベルによる煮豆缶が販売されるまでになりました。

3.今後の方向

 地元の高校生による特産品の取り組みは、地元生産農家にも励みになっており、この活動を継続することで、「ベニバナインゲン」の生産振興や県育成品種「紅秋麗」の普及に繋げていきたいと考えています。

紅秋麗栽培農家の話を熱心に聞く学生たちの写真
写真1 紅秋麗栽培農家の話を熱心に聞く学生たち

「ベニバナインゲン」の煮豆缶の写真
写真2 「ベニバナインゲン」の煮豆缶

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