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JAあがつま夏秋なす実績検討会の開催

更新日:2020年3月23日 印刷ページ表示

令和2年2月3日発
吾妻農業事務所普及指導課

要約

 夏秋ナスは吾妻東部地域の主要野菜ですが、令和2年度の作付計画が決定した1月に昨年の実績を振り返り、セミナーで栽培技術を研修する機会を作りました。

1.ねらいと背景

 標高300~650メートルにある吾妻東部地域の露地ナスでは、平坦地と比べて収穫期間がおおよそ1ヶ月と短く、収量性は低いものの盛夏期の日較差により品質には定評があり、安定生産が期待されています。

2.取り組み内容

 実績検討会は令和2年1月21日にJAあがつま本店で開催され、関係者29名が参加しました。昨年8月に行われた立毛共進会表彰式、出荷実績検討、ナスセミナーの3部構成です。
 出荷実績検討会では、「育苗期の低温や定植前後の高温乾燥などの影響により、開始が遅れたが、その後は収量も安定し、平年並の出荷量となった」ことが報告されました。また、今年度からナスパッケージセンターで導入した3本パックは市場の人気が高く、令和2年度も継続してほしいとの声が届けられました。
 ナスセミナーでは、普及指導課から今年度の栽培と気象状況の振り返り、新品種「くろべえ」の台木の選び方、早出しのためのトンネル被覆の効果、肥料の種類が生育や収量に及ぼす影響など、実証ほの結果を説明し、栽培改善のヒントとしてもらうことができました。

3.今後の方向

 吾妻の露地ナスは少しづつ導入農家が増えており、伸びしろのある品目です。新規栽培者を募りつつ産地を盛り上げていきます。

実績検討会の様子写真1
写真1 実績検討会の様子

ナスセミナーの様子写真2
写真2 ナスセミナーの様子

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