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雨除けトマト実績検討会の開催

更新日:2021年3月12日 印刷ページ表示

令和2年12月18日発
吾妻農業事務所普及指導課

 令和2年度JAあがつま雨除けトマト生産部会実績検討会とセミナーが行われました。今年は、長梅雨や高温・乾燥など天候不順で苦労しましたが、前年並みの出荷量となりました。

1.ねらいと背景

 中山間地帯である吾妻地域では、夏秋野菜の主要品目として雨除けトマトが栽培されており、「赤ずきんちゃんトマト」のブランド名で出荷され、品質が市場で評価されています。近年は、高齢化による出荷量の減少や天候不順による障害果の発生等が課題となっており、品質向上と安定生産のために講習会の開催や実証ほの設置による支援を行っています。

2.取り組み内容

 令和2年12月8日にJAあがつま雨除けトマト生産部会の実績検討会が開催され、生産者、JA、メーカー等関係者27名が参加しました。今年8月に行われた立毛共進会の表彰式と実績検討会、その後にトマトセミナーが行われました。
 実績検討会では、今年度の生産状況や販売状況について報告が行われました。今年は、7月の長梅雨や8月の高温・乾燥など天候不順で苦労しましたが、生産者の栽培努力により前年並の出荷量となりました。巣ごもり需要で量販店から引き合いがあり、単価が良く販売金額は昨年を上回りました。
 その後行われたトマトセミナーでは、立毛共進会で最優秀賞を受賞した篠原氏から栽培について事例発表が行われました。また、各メーカーからの資材紹介の他、普及指導課からは今年の栽培と気象状況についての振り返り、Uターン整枝実証ほの成果について情報提供を行いました。

3.今後の方向

 数年来課題となっていた選果機も改修されたため、今後も雨除けトマトの安定生産のため継続した支援を行い、JA等関係機関と連携して生産振興に取り組みます。

実績検討会の様子写真
実績検討会の様子

トマトセミナーの様子写真
トマトセミナーの様子

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