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「あがつま水稲作推進検討会議」の開催

更新日:2021年8月27日 印刷ページ表示

令和3年8月23日発
吾妻農業事務所普及指導課

要約

 吾妻地域における水稲作の現状と今後の取組、また吾妻地域水稲作ビジョンの策定を検討するため、「あがつま水稲作推進検討会議」を開催しました。
 今後は、意見交換会で抽出された問題点や様々な意見を集約して担い手の確保対策、水田の維持など水稲作の安定に向けて支援していきます。

1.ねらいと背景

 吾妻地域は良食味米生産に関心が高く、全国的規模の「米・食味分析鑑定コンクール国際大会」に出品して入賞が相次ぐなど、おいしい米づくりの取組が盛んです。
 その一方で水稲作の担い手の高齢化や作業受託業者の事業撤退等、今後の水稲作に不安を感じる生産者や地域も見られます。
 普及指導課では、おいしい米の産地振興を図るとともに、町村・JAと連携し、水稲作の担い手の確保対策、水田の維持など水稲作の安定に向けて支援しています。

2.取り組み内容

 会議は7月15日に開催し、町村から集落営農組織や作業受委託の現状と課題について情報交換が行われ、認定農業者を中心とした受託システムを構築している取組が報告された一方で、水稲作の担い手の高齢化や小区画の水田では大型機械が入れないため、作業委託を受けられないなどの問題点も上げられました。
 また、「持続性のあるあがつま水稲作」の構築を目指した吾妻水稲作ビジョン(素案)について検討しました。良食味米組織代表者等からは、気象に応じた米品質管理や補助事業の要望など様々な意見があり、今後も関係者から意見の集約を行いビジョンの合意形成と策定を目指します。
 さらに、意見交換後は現地ほ場へ移動し、ラジコン草刈機や畦草刈機の実演会を行いました。

3.今後の方向

 今後も吾妻地域の米生産のあり方を検討するため、町村・JAとの連携、良食味米生産組織と情報交換を行い、営農組織の設立や作業受託組織の育成等により水稲作の担い手を確保し、水稲作の安定化を図ります。また、水稲栽培講習会や現地指導により更なる米の食味・栽培技術の向上を目指します。

検討会議での意見交換の写真
検討会議での意見交換

現地研修の写真
現地研修(高性能作業機実演)

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