中之条町おいしいお米コンクールの開催

更新日：2021年12月13日印刷ページ表示

令和3年11月22日発
吾妻農業事務所普及指導課

要約

　中之条町おいしい米づくり研究会の主催による「第10回中之条町おいしいお米コンクール」の開催を支援しました。
　今後も吾妻地域全体の米の高付加価値化を目指し、管内の各研究会や生産組織への栽培技術指導やブランド米のＰＲ活動等を支援していきます。

1．ねらいと背景

　吾妻地域は良食味米の産地であり、おいしい米づくりに取り組む研究会や生産組織があります。その取組組織の一つ「中之条町おいしい米づくり研究会」は、平成23年に設立され現在53名の生産者が所属し活動を行っています。
　実りの秋を迎え、地元産のおいしい米をより多くの消費者に知ってもらい、更なる食味向上と生産者の励みになるようコンクールを開催しました。

2．取り組み内容

　普及指導課ではコンクールの開催に先立ち、作付け前の土壌分析や分析結果に基づく土づくりの指導、現地ほ場で行う水稲栽培講習会等を実施してきました。特に水稲栽培講習会では、気象に応じた水管理や肥培管理指導、秋期の適期収穫指導等を行い、良食味米生産を支援しました。
　コンクールは10月30日（土曜日）に「バイテック文化ホール」で開催され、35点出品されました。食味分析計による選別を行い、評価の優れた10点に対して、審査員の実食による採点が行われました。例年、一般来場者の実食による投票も行われていましたが、今年はコロナ感染対策として来場者の投票は行いませんでした。
　出品された米を実食した審査員からは「どのお米もおいしく、順位をつけるのが難しい」との声が聞かれ、高レベルなコンクールとなりました。
　また、今回のコンクールは、「なかのじょうマルシェ大収穫祭2021」と同時開催され、中之条町のブランド米「花ゆかり」の販売も行われました。