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エコファーマーの更新申請を支援しました
令和4年1月21日発
吾妻農業事務所普及指導課
要約
嬬恋村内のキャベツ生産者に対してエコファーマー更新申請支援を行いました。参加した生産者は申請書の記入を通して現在の生産方式を見直す良いきっかけとなりました。
今後も、環境に配慮した農業生産が持続して行われるよう支援していきます。
1.ねらいと背景
嬬恋村内のキャベツ生産者は、販売戦略の一貫として平成13年から環境保全型農業を進めており、多くの生産者が群馬県持続性の高い農業生産方式(以下、エコファーマー)に取り組んでいます。エコファーマー認定は期間が5年であることから、今年度で認定期間が満了となる生産者を対象に更新申請の支援を行うことで、持続可能な農業の推進に取り組みました。
2.取り組み成果
12月3日、7日、9日、22日に村内各地区でエコファーマー更新説明会を開催しました。なお、開催にあたり手指のアルコール消毒と検温を行い、1回当たりの人数を制限するなど新型コロナウイルス対策を徹底しました。参加者は机に一定の間隔をとったうえで着座してもらい、普及指導員が持続性の高い農業生産方式導入計画認定申請書の記入方法を説明して回りました。
参加者は申請書の記入を通して現在の生産方式を見直す良いきっかけとなりました。なお、エコファーマー更新説明会に参加できなかった生産者に対しては個別で対応し、計98名(更新予定者も含む)の生産者が申請を行いました。
3.今後の方向
来年度以降も、多くの生産者がエコファーマー更新対象となっていることから、土づくり、減化学肥料、減化学農薬等の環境に配慮した農業生産が持続して行われるよう支援していきます。
エコファーマー更新指導