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平成27年度 第2回生活文化スポーツ部指定管理者選定委員会概要

更新日:2015年12月1日 印刷ページ表示

1 日時

平成27年10月26日(月曜日)午前10時から13時30分

2 場所

群馬県庁20階 201会議室

3 出席委員

7名(欠席なし)

4 議事

(1)第1次審査の結果について

事務局から第1次審査の結果について、以下のとおり説明を行った。

ア 資格要件及び指定管理料上限予定額の確認

各申請者において基準を満たしていることを確認した。

イ 財務状況の審査

会計専門家の委員による審査を行い、群馬県民会館管理共同事業体については基準点を満たしていることを確認した。
群馬舞台芸術振興会は新設の任意団体につき、過去の財務諸表等による評価が不可能であるため、第2次審査で財務状況の評価を含めて審査することとした。

ア、イより、各申請者はそれぞれ適格であると判断し、第2次審査を実施することとした。

(2)第2次審査の方法について

事務局から、第2次審査の方法について説明を行った。

(3)第2次審査(申請者によるプレゼンテーション及び質疑応答)

各申請者のプレゼンテーションに係る主な質疑応答

ア 群馬県民会館管理共同事業体

(委員)
今後、人件費や光熱水費の増加が予想されるが、収支計画の数字が毎年同じなのはなぜか。
(申請者)
次期指定期間中に数名の定年退職を予定しており、退職者を再雇用することでの人件費削減も見込んでいる。収支計画の数字は次期5年間の総額を5で割ったものであり、各年度の上限値である。

(委員)
利用者を増加させるための取組として、無料コンサートなどを実施するとのことだが、収入がない中でコストが上がることについてどう考えているか。
(申請者)
確かに費用は増えるが、その分他のところで収入をあげ、県民の皆様に還元したいという気持ちで実施するものである。こうした取組を通じて、県民会館へ一人でも多くの方に気軽に訪れてほしいと思っている。

(委員)
利用者数の達成目標として、平成32年度に35万人とあるが、達成できると考える根拠は何か。
(申請者)
平成23年の大震災後、利用者は減少したが、回復基調にある現段階での利用申込数等をみても、また過去10年の実績等を考慮しても、決して無理な数字だとは思わない。

(委員)
週末の夜間に常勤職員は何人いるか。2,000人規模の事業が実施された場合の、災害対応の観点から聞きたい。
(申請者)
大小ホールでイベントがあるときは、事務所に4人、舞台関係で6人、監視2人以上、警備2人、交通誘導員2~4人を配置している。

(委員)
今後10年の間に、県内の文化施設のあり方や、取り巻く環境の変化が予想されるが、その中でどんな対応が必要か。
(申請者)
県民会館は本来の役割、例えば県大会などの場として、県の広域的な役割分担を果たすことや、大ホールを持たない地域の県民からのニーズに応えることなど、今まで以上に力を入れていきたい。また、一般プロモーター主催のイベントは最近増加傾向にあり、引き続き営業活動に努めたい。

(委員)
職員の始業・終業時間を確認したい。
(申請者)
通常勤務時間の他、変則勤務制を採用している。1ヶ月の1人あたりの勤務時間は決まっているため、その範囲内で勤務表を作成している。

(委員)
新たな取組「小ホール主催者への負担軽減」とは具体的にどんなものか。
(申請者)
現在、小ホール主催者には駐車場の誘導のお手伝いをお願いしているが、県民会館のスタッフで対応できるようにしていきたい。

イ 群馬舞台芸術振興会

(委員)
収支計画の寄付金10,000千円の根拠は何か。
(申請者)
構成員であるNPO法人で寄付金募集を行いたいと考えている。寄付金は自主事業に充てたい。

(委員)
資金手当についてどう考えているか。
(申請者)
構成員である企業の資金でまかなえる。資金がどの程度必要かも把握している。

(委員)
個人情報等が漏洩しないための対策を知りたい。
(申請者)
セキュリティには万全を期したい。便利な方法をとるのではなく、手書きの伝票を起こす、事業が終わったら全て破棄する、などの方法で漏洩を防ぎたい。現指定管理者の管理方法も参考にしたい。

(委員)
団体を構成するNPO法人と企業が、きちんとした協力体制をとる意思決定ができているのか。
(申請者)
問題なくできている。

(委員)
勤務ローテーションについて、大ホールで事業が行われる場合、夜間に何人の配置を想定しているか。
(申請者)
大・小ホールが入っている場合は3人ずつで、6人必要となる。ボイラー、受付などもフレキシブルに対応したいと考えている。

(委員)
人材確保の予定はどのようなものか。
(申請者)
基本は振興会のメンバーを配置し、群馬県教育文化事業団との連携を考えている。音響・照明などでプロモーターからの要請があれば現地スタッフの配置も必要になるだろう。

(委員)
利用者を増やすための自主事業として、具体的に何か考えているか。
(申請者)
共催・協賛事業をどんどん取り込んで利用者を増やしたい。また、職員のスキルアップによって、県民会館を利用することのメリットを高めたい。県外からのお客さんを増やすための取組としても自主事業を考えており、バスのピストン運行などを行っていきたい。

(4)審査・採点

募集要項に基づいた審査票により各委員が採点を行った。

(5)採点の集計結果

事務局が各委員の採点を集計し、集計結果の一覧を各委員に配布した。

(6)候補者の答申

集計結果について審議を行い、選定委員会として群馬県民会館管理共同事業体を指定管理者候補として選定し、県に答申することとした。
(以上)

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