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平成28年度 第2回生活文化スポーツ部指定管理者選定委員会概要

更新日:2016年11月28日 印刷ページ表示

1 日時

平成28年10月31日(月曜日)10時から13時30分

2 場所

群馬県庁20階 201会議室

3 出席委員

8名(欠席なし)

4 議事

(1) 応募状況について

 事務局から、県立自然史博物館附帯ホールについては富岡市、群馬県総合スポーツセンターについては群馬県スポーツ協会、群馬県ライフル射撃場については群馬県ライフル射撃協会から次期指定管理者の応募があったことを説明した。
 また、群馬県総合スポーツセンター伊香保リンクについては、次期指定管理者の応募がなかったこと、現在、スポーツ振興課で今後の対応を検討中であることを説明した。

(2) 第1次審査の結果について

事務局から第1次審査の結果について、以下のとおり説明を行った。

ア 資格要件及び指定管理料上限予定額の確認

各申請者において基準を満たしていることを確認した。

イ 財務状況の審査

会計専門家の委員による審査を行い、各申請者において基準点を満たしていることを確認した。

ア、イより、各申請者はそれぞれ適格であると判断し、第2次審査を実施することとした。

(3)第2次審査の方法について

事務局から、第2次審査の方法について説明を行った。

(4) 第2次審査(各申請者によるプレゼンテーション及び質疑応答)

県立自然史博物館附帯ホール

申請者:富岡市

(委員)
県吹奏楽等に働きかけて、県中高校に働きかけているとのことだが、減免規定はあるのか。
(申請者)
減免の状況だが、幼稚園から高校生まで教育という観点から減免をしている。ホールの音響がクラシック向きであり、非常に反響がいい。ぜひ、そういった方の利用を増やしていきたい。

(委員)
他県、特に都内は音を出すところが限られていて、群馬まで来てマーチングをやりたいとか、旅行会社から手配がされてこちらに来るということを聞いているが、こういった事例はあるのか。県外への積極的なアピールはあるのか。
(申請者)
他県に向けての宣伝等は行っていないが、練習を重ねていく中で、他県の方で当ホールを使用される方もおり、回数も多く使っていただいている。

(委員)
素晴らしいホールであるが、コンサートを観に行ったときに、駐車場の環境が行ってみて初めてこういうところにあると分かったのだが、階段を上っていって、安全という面を考えると、雨が降ったり暗かったりすると、いかがなものか。
(申請者)
駐車場は当ホールだけではなく、同じ敷地内の施設の共通の課題となっている。山の上にあるという環境上、同じ高さの平面が取れないということがある。また、ホールの催事が夜の催事から昼間の催事へ移ってきている。高齢化の影響もあると思うが、そうすると朝早くから始まる体育館利用者等がそばにある大きな駐車場を使用してしまうことがある。なるべく、分けて使いたいと要望はしているところであるが、午後2時、3時から使うホールとしては、どうしても遠い砂利敷きの駐車場から歩いてきていただくことになってしまう。また、夜間の照明や手すりについては、近日中に手すりがつくことになっている。これらについては、なかなか解決できない大きな課題となっている。

(委員)
駐車場を案内する警備員は外部委託か。外部委託の場合、委託業者の選定は何年かで見直しているのか。今後、駐車場はどのように運営していくのか。
(申請者)
警備員については、当ホールで委託した業者が行っている。催事が他館と重なった場合は、調整しながらお互いにやっている。当ホール利用者が一番時間が遅いということで、当ホールが警備員を配置するということが多いので、3、4人を配置させていただくことがある。

(委員)
平成27年度の事業報告書だと、一般会計からの繰り入れが人件費2,500万円だが、平成29年度からは収支計画の人件費の金額が1,000万円ほど違う。これは何故か。27年度は、たまたま何か大きいものがあったのか。それとも、何か違う事業が混ざっていたのか。
(申請者)
職員が5名いると説明したが、当ホールの運営体制ということで、館長以下全体で5名となっているが、一部の職員及び嘱託が文化協会の事務を担っている。それは富岡市の事業のため、別会計にした方がいいのではないかとなり、こちらには入れないとした。自主事業をするとなると、そちらで歳入を増やすというのはなかなか難しい。指定管理料にそれを反映させて文化協会の事務を他に移すということはできないが、今回は初めから経理上切り離して、指定管理については館長、係長、嘱託一名で計算させていただいた。

(委員)
駐車場について、ホールの外のエリア、もみじ平総合公園になるかと思うが、あの公園の管理自体は富岡市が行っているのか。
(申請者)
富岡市の都市計画課が行っている。同じ行政の別のセクションが行っている。

(委員)
ホールの外に軽食ができるようなコーナーがあると思うが、あの軽食コーナーの業務内容に関する提案等はどこがしているのか。
(申請者)
観光物産館はまた他のセクションが行っている。

(委員)
私が気になっているのは、多岐にわたるセクションが管轄していることで、そこで連携を取るような会合は行われているのか。
(申請者)
現在は行われていない。

(委員)
富岡市が県の施設を管理運営してくれるのは非常にありがたいこと。西毛地域の文化拠点的なところを担っていただいているが、例えば、甘楽町や下仁田町などの自治体の関係者と意見交換するような機会はあるのか。
(申請者)
特に会議等で意見交換会というのはないが、文化協議会で発表会があるということをお話しさせていただいたが、そういった連携の中で話をすることはある。また、広報をする際に顔を見せる、手配りということをやっている。そういった時にお互いにいろいろな情報交換をしたり、意見を交換したりということがある。

群馬県総合スポーツセンター

申請者:群馬県スポーツ協会

(委員)
利用者の要望に応えるため開館時間を延長しているが、職員の勤務時間は最初から勤務表で設定しているのか、時間外勤務で対応しているのか。
(申請者)
早朝勤務は、年間150~160日くらい。大会準備等で早朝に開館しなければいけない場合、利用団体等との事前の打ち合わせにおいて、早朝開館等の有無とそれに対応する職員の配置を決定している。職員の振替をその日のうちに取るようにしており、時間外勤務としての対応はしていない。

(委員)
職員の定年は何歳で、60歳以上の職員は何名いるのか。
(申請者)
スポーツ協会の定年は60歳で、スポーツ施設課では19名中10名が60歳以上の職員である。今年度から新たに再任用の制度を設けた。現在1名の職員を専門員として採用している。

(委員)
売店はアリーナのどこに設置を計画しているのか。また内容はどのようなものを予定しているのか。
(申請者)
アリーナのラウンジの一角に設置を計画している。内容としては、軽食の提供、スポーツを行う時に必要なタオルや湿布等の日用品の販売を計画している。食堂の業者が今年度変更になるので、売店の営業も含めて業者と調整している。

(委員)
利用料金の減免の取組状況はどうか。今後も続けていくのか。
(申請者)
利用料金は県と基本協定を締結し、県が定める上限の範囲内で設定している。減免額は条例や県の施策に基づき設定しており、今後も同様に運用していく。

(委員)
利用料金収入の見込みについての考え方は、いかがか。
(申請者)
プロスポーツでの利用がある場合、利用料金収入は増加する。興行的なイベントを多く開催すれば利用料金収入は増加するが、本施設は県民のスポーツ・体育の振興を図ることを基本理念として、競技団体や中高生など、県民の利用を優先して運営を行っているところである。利用料金収入の見込みに関しても、そうした理念に基づき設定していることをご理解いただきたい。

(委員)
承りボックスの回答者はどういう人なのか。個人利用か団体利用か。また、どのような要望があるのか。
(申請者)
承りボックスは日々の利用者の意見を聞くために、各施設に通年で設置している。また、利用者アンケートは年1回、期日を決めて実施している。年代は10代からシニアまでで、一般利用者やクラブ活動での利用者400人を対象としている。主に、開場時間の変更や駐車場の整備に関する意見が多い。意見に対してはできるだけ早い対応をこころがけており、回答は施設に貼り出して告知をしている。

(委員)
駐車場の整備の予定は。
(申請者)
未舗装のイベント用駐車場の不陸調整等に対応するため、今年度中にユンボを購入する予定である。舗装については、今後の課題として、県と協議を続けていく。

群馬県ライフル射撃場

申請者:群馬県ライフル射撃協会

(委員)
高校生の会員は鉛弾ではなくビームライフルなのか。
(申請者)
ビームライフルで一定の技量に達し、日本体育協会と群馬県スポーツ協会から競技者としての推薦を受けることが出来れば、鉛弾を撃つことが出来る。現在5名が鉛弾を撃っている。

(委員)
会員の動向は、いかがか。
(申請者)
高校生は増加しているが、高齢者が減少しているので、全体としては横ばいとなっている。銃の使用には許可が必要であるため、会員は全員、競技者としての許可を受けている。射撃場を利用するためには銃の所持・使用の許可が必要であり、許可を受けていない人が会員になることは考えにくい。しかし、ビームライフルの体験射撃を何回も体験している人はいる。その人が会員になることもまれにある。しかし、会員になるためには技術面においてかなりハードルが高い。

(委員)
射撃場の管理運営において、指定管理者として会員を増やすための取り組みの計画があるのか。
(申請者)
県のホームページにおいてビームライフルの体験射撃を公告したところ、足を運んでくれる人は多い。しかし、射撃場の管理者になるためには、銃の使用許可を受け、かつ公安員会の許可を受けた人でなければならず、射撃場の管理者は射撃経験者の会員から選出するほかない。

(委員)
今後の施設整備の計画は、いかがか。
(申請者)
平成29年8月の関東ブロック大会に向け、壁の修繕と塗装及び雨漏りの修繕を実施する予定である。施設自体が老朽化していることや、構造そのものが公安委員会と競技規則の規格に合わなくなっている。規格に合致させるためには建て替える必要があり、要望しているところである。10万円以下は指定管理者の修繕の範囲であり、多額の工事については県と協力して行っていく。

(委員)
施設の管理運営に携わる人員の確保はできているのか。
(申請者)
現在のところ人員は確保できているが、長期的には考えられる状況でない。

(5) 審査・採点

募集要項に基づいた審査票により各委員が採点を行った。

(6) 採点の集計結果

事務局が各委員の採点を集計し、集計結果の一覧を各委員に配布した。

(7) 候補者の答申

集計結果について審議を行い、選定委員会として以下のとおり指定管理者候補として選定し、県に答申することとした。

候補者の答申一覧
施設名 指定管理者候補
県立自然史博物館附帯ホール 富岡市
群馬県総合スポーツセンター 公益財団法人群馬県スポーツ協会
群馬県ライフル射撃場 群馬県ライフル射撃協会

(以上)

5 問い合わせ先

(1)文化施設に関すること

文化振興課
電話 027-226-2595
Fax 027-221-0300
E-mail bunshinka@pref.gunma.lg.jp

(2)スポーツ施設に関すること

スポーツ振興課
電話 027-226-2079
Fax 027-224-8780
E-mail sposhinka@pref.gunma.lg.jp

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