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平成30年度 第1回 文化振興指針及び文化振興基金部会(通算1回目)の概要
1 開催日時
平成31年2月15日(金曜日)14時00分から15時30分まで
2 場所
群馬県庁昭和庁舎3階 33会議室
3 出席者
委員 5名
事務局 3名
4 議題
(1) 部会長の選出について
(2) 魅せる群馬の県文化発信プラン-第2次群馬県文化振興指針-の評価について
(3) 群馬県文化振興基金の活用状況について
(4) 群馬県文化振興基金への寄附の状況について
5 委員の主な意見
(1)魅せる群馬の県文化発信プラン-第2次群馬県文化振興指針-の評価について
・委員
評価については、アーツカウンシルを設置して丁寧に実施していくことも考えられるが、今の状況でできる評価を実施する。評価にあたっては、具体的な現場がわかる資料があるとよい。
・委員
表面的な評価にならずに、事業の実態を評価できるシステムがあるとよい。
担当者が事業を実施して感じたことや県民から寄せられた意見等評価を行うための資料がほしい。
・委員
全ての事業を見ることは難しいが、実際に見た事業と見ていない事業の評価にむらがないように、公平に評価しなければならない。
・委員
コスト、人手、時間の負担がない中で、一次評価したものをさらに評価すること(メタ評価)は、一定の効果がある。アセスメントの理由は、政策目標に向かって執行上問題があるのかどうか、あれば取り除いてゴールに導くことである。
なお、県全体の行政評価や文化施設の指定管理評価を整理してあらかじめ示してほしい。
(2)群馬県文化振興基金の活用状況について及び群馬県文化振興基金への寄附の状況について
・委員
文化に熱心な企業に積極的に声をかけたらどうか。
・委員
低金利の中、基金についてはどこも厳しい状況であるが、必要であれば取り崩しもやむを得ない。しかし、基金を取り崩して実施する事業は、効果があるという説明責任がある。また、評価もきちんとしていかなければならない。
・委員
美術品の予算が心配である。購入できるときに購入しておくべきである。
・委員
コンスタントに美術品の購入を続けているところもある。県の美術館・博物館がなすべき収集もあるので、苦しいとは思うが検討してほしい。
・委員
上毛かるたなど県内向けが多く、首都圏に向けての情報発信が少ないのではないか。
おもしろいところやサブカルチャー的ないいものもあるので、首都圏向けにもっと情報発信したい。
・委員
第2次指針ができて、県外から群馬に来てもらう一つの柱ができた。「群馬県戦略的文化芸術創造事業」など、外から関心をもってもらう試みをしている。
しかし、まだ内向きである。公募型助成事業等に県外からも応募ができるなど、県外の人が群馬で実施するものにサポートするアプローチは弱い。文化施設もアクセスしにくい所に立地しており、対外視点が弱い。
(3)その他
・委員
魅せる群馬の県文化発信プラン-第2次群馬県文化振興指針-は、きれいに仕上がっているが、整いすぎていて群馬の文化はすごい、楽しいということがあまり伝わってこない。第2次指針の今は、文化を通じて地域を再生する等様々な施策の絶好の機会である。第3次指針は、県外の人にも興味を持ってもらえるように書き出しからもっとわくわくするようなものにしてほしい。世界遺産や上野三碑がどれだけすごいことか表現することは可能である。
・委員
文化的なことが好きな人は文化施設に足を運んだりするが、興味がないと行かないし、情報等に気付かない。群馬の良さが伝わる映像やわかりやすいキャッチーな言葉で情報発信したらよいと思う。
6 結論
(1) 部会長、部会長職務代理者が選出された。
(2) 魅せる群馬の県文化発信プラン-第2次群馬県文化振興指針-の評価について、資料1のとおり文化審議会に諮ることとした。
(3) 当部会の開催状況について、部会長から文化審議会に報告することとした。
資料
・次第 (PDF:29KB)
・資料1 魅せる群馬の県文化発信プラン-第2次群馬県文化振興指針-の評価表(未確定の内容が含まれるため非公開とする。)
・資料2 群馬県文化振興基金の活用状況について
(未確定の内容が含まれるため非公開とする。)
・資料3 群馬県文化振興基金への寄附の状況について
(非公表の内容が含まれるため非公開とする。)