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子ども医療費無料化アンケートについて

更新日:2025年3月6日 印刷ページ表示

1 目的

 令和5年10月から全県統一で助成対象を高校生世代まで拡大したことから、県内の県立高校に通う生徒の保護者へアンケート調査を実施し、今後の同事業の参考とする。

2 実施期間

 令和6年12月6日から令和6年12月22日まで

3 調査対象者

 伊勢崎市、渋川市及び玉村町※に所在する県立高校全10校に通う生徒の保護者
​ ※ 令和5年10月から子ども医療費助成を高校生世代まで拡大した市町

4 調査方法

 調査票をウェブフォームで作成し、調査対象者が当該ウェブフォームに入力することで回答する。
​ ウェブフォームの周知は、県国保医療課から上記の県立高校10校の事務室に、当該ウェブフォームのURLを電子メールにて送付し、同様に同事務室から保護者に送付することで行い、全数調査とした。

5 回答率

 約30.2%(有効回答数 1,709件/調査依頼数 5,667件)

問1 子ども医療費助成制度の主な特徴のうち、どれを知っていますか。(複数回答可)

  • 約8割が「入院・通院ともに高校生世代までを対象としている」「自己負担なしで受診できる」を知っていると回答

問2 群馬県の子ども医療費無料化の取組について、どこで知りましたか。(複数回答可)

  • 約6割が「子の出生時に市町村窓口やチラシ等」で知ったと回答

問3 子ども医療費助成制度は、どのような点で生活に役立っていますか。(複数回答可)

  • 約9割が「子育て家庭の経済的負担が軽減される」と回答

問4 #(シャープ)8000番(群馬こども救急相談)を利用したことがありますか。

  • 約4割が制度を「利用したことがある」と回答。
    ​制度を「利用したことがない」と回答した約5割と合わせると、約9割が#(シャープ)8000番を知っていた。

問5 子どもの受診にあたり、どのようなことに気を付けていますか。(複数回答可)

  • 8割が「軽度な症状の場合は様子を見ている」と回答したほか、約5割が「過剰な受診は控えている」と回答しており、適正受診を心がける行動をとっていると推察される。

問6 主に受診している診療科はどこですか。(複数回答可)

  • 「小児科」「内科」が約9割を占めるほか、約5割が「歯科」を主に受診している。

問7 無料化に伴って、受診頻度が上がったと感じる診療科はありますか。(複数回答可)

  • 約4割が「小児科」「内科」の受診頻度が上がったと回答したほか、約2割が「歯科」の受診頻度が上がったと回答。
  • 一方で、「特になし」と未回答(空欄)は合わせて603件で、 約4割は無料化に関係なく必要な診療科を受診していると推察される。

問8 診察や薬代などかかった医療費を把握していますか。

  • 「把握している」「だいたい把握している」を合わせると、約7割がかかった医療費を把握している。

問9 高校生世代まで無料化したことへの意見(自由記入)

  • 自由記述欄には1,150件(有効回答数1,709件の67.3%)の意見があった。そのうち、1,000件が「安心して受診できる」「家計が助かる」「継続希望」など本制度への支持・賛成であった。
  • その他、少数となるが、「大学生までの拡大」を含む各種要望や、「過度な受診」や「財政面」を懸念する意見、「所得制限導入」などの支給要件見直しの意見もあった。

【自由記入欄】に寄せられた意見(抜粋)

  • 金銭のやりとりが無いので子どもが学校帰りに1人で安心して病院を受診してくれるようになった。
  • 部活で怪我することが増え、手術や入院することになり、初めてのことで動揺したが、医療費が無料というのを聞いて、不安材料が1つ消えて、気持ちに余裕も持てた。
  • 無料化になる前は歯科の定期受診を控えていたが、無料化になったことにより定期受診が受けやすくなった。子供の健康増進のためには無料化は非常にありがたい。中学生より高校生の方が食費などにお金がかかるため、医療費が無料なのは助かる。
  • 高校生までの無料化は、感染症のクラスター予防にもなると思う。無料であるために、きちんとインフルエンザやコロナの検査を受けることにも繋がっていると思う。
  • 高校生は勉強に部活に忙しく、通学にも時間や体力を要することもあり体調を崩すこともある。様々な地域から生徒が集まるので感染症も非常に流行しやすい。教育面で費用がかかるので、医療費無料化は高校生こそありがたいと思う。
  • 群馬県の医療費助成制度は他県と比べて、自己負担がなく制度がわかりやすい。授業中の怪我の場合の保険併用も柔軟に対応されててよかった。

※詳細な集計結果はこちらをご覧下さい。

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