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第4回環境森林部指定管理者選定委員会(野鳥の森施設及び各県立森林公園)概要

更新日:2013年11月19日 印刷ページ表示

1 日時

平成25年10月11日(金曜日)午後1時55分から午後4時00分

2 場所

群馬県庁101会議室

3 出席委員

6名(1名欠席)

4 議事

(1)第2次審査

1-1 群馬県野鳥の森施設(安中市)

 申請団体である安中市が、申請に基づいて事業内容等についてプレゼンテーションを行った後、選定委員による質疑・応答が行われた。その後、選定要項に基づいた採点表により、各選定委員が採点を行った。

主な質疑等

委員:他の施設の申請者からは、民間企業のノウハウを活用し、経費も削減した内容の提案があったが、安中市は県が提示した指定管理料と同額の収支計画である。その点について、市としての考え方はどうか。
申請者:以前は正規職員を配置していたが、現在は行政嘱託と臨時職員が2人体制で運営するよう、人件費は工夫している。県からの指定管理料よりも、費用はもっとかかっているが、自主事業でも園内のものを活用し費用がかからないよう工夫している。
 また、今までの暗いイメージを払拭するために体験できる事業を行い、多くの人に来園してもらうことが重要だと考えている。頭を使って施設を有効活用する努力をしていきたい。
委員:それでも利用者が減少傾向にある。努力していると言えるのか。
申請者:何もしないでいるより、減少傾向に歯止めをかけていると思う。来園してもらう方策として、特に子ども達が体験して楽しい経験が残せるよう対応していきたい。
委員:派手な施設でもなく、アクセスも悪い。アンケートを実施しているとのことだが、その中でこれからのヒントが得られているなら、その内容を聞きたい。
申請者:場所がわかりづらい、道が狭いといったマイナス意見もあるが、剥製が充実している、静か、珍しい冬鳥が見られるなど、プラスの意見もある。
委員:情報発信はどのように行っているのか。また「今、雪が降っている。」や「大型バスはどのくらいの大きさまで入れる。」等の情報発信はしているのか。
申請者:情報発信の手段はホームページのみであり、現在はリアルタイムの情報は流していない。今後検討する。
委員:観光地としてだけではなく、国有林の林業試験地としての貴重な資料もある。それを活用したPR、例えば中学生などを対象とした学習の場として考えるといいのではないか。
申請者:林業技士会のパンフレットなどを活用し、中学生などを対象とした授業にも施設を活用してもらえるよう考えていきたい。
委員:現在の職員の勤務体制では、群馬県の最低賃金が保障できるギリギリのラインだと思うが、勤務の実態はどうなっているのか。
申請者:市の臨時職員と同じ賃金で雇用している。市全体の雇用の話なので、詳しくはわからないが、指定管理費用の約1/3が賃金であり、ギリギリの運営である。
委員:指定管理者として、管理すべき範囲は鳥獣資料館や野鳥観察小屋等の施設と園路であり、その範囲で評価すべきである。現地調査の際の帰路として使用した林道がメインの道にはならないのか。
申請者:駐車場もなく、管理棟から目が行き届かない場所なので難しい。
委員:鉄道文化村がすぐ近くにあるにも関わらず、そこまで来て野鳥の森には寄らずに帰ってしまうケースが多いように思う。安中市の観光としての観点から、野鳥の森を財産として考えて欲しい。また、安中市のために、県の施設を活用していると考え、見直していってもらえると、今後が期待できる。
申請者:大勢の方に利用してもらえるよう、リアルタイムな情報発信も含め、努力していきたい。

2-1 伊香保森林公園(渋川市)

 申請団体である渋川市が、申請に基づいて事業内容等についてプレゼンテーションを行った後、選定委員による質疑・応答が行われた。その後、選定要項に基づいた採点表により、各選定委員が採点を行った。

主な質疑等

委員:シルバー人材センターからの派遣者では、職員と同じことができない。緊急時の対応に不安があるのではないか。
申請者:シルバー人材センターからの派遣者は、いつも地元に詳しい同じ人に来てもらっている。
委員:管理事務所に管理人が不在のことが多い。
申請者:現在の指定管理料では、今の体制が精一杯である。次期はできるだけ二人体制を取りたい。
委員:管理料だけでは足りないかもしれないが、工夫して施設を活用していただきたい。
申請者:PRの方法などを改善していきたい。
委員:良い素材を持っている施設なので、看板、歩道、トイレなど、できるところから是非改善していってもらいたい。

3-1 桜山森林公園(藤岡市)

 申請団体である藤岡市が、申請に基づいて事業内容等についてプレゼンテーションを行った後、選定委員による質疑・応答が行われた。その後、選定要項に基づいた採点表により、各選定委員が採点を行った。

主な質疑等

委員:収支計画で人件費が100万円となっているが、雇用する人数に比して足りないのではないか。
申請者:当公園は全体で45ヘクタールあり、国が5ヘクタール、県が10ヘクタール、市が30ヘクタールである。人件費は市で雇った職員の分を面積で按分している。
委員:市の予算はどのくらいか。
申請者:県の指定管理料を含めて1,300万円である。
委員:来園者数の目標を達成するための策として、通年でイベントをやってはどうか。
申請者:今年は冬、春とも、例年の3割程度しか開花しなかった。これは鬼石だけでなく、近隣も同じ傾向である。樹勢の衰えが原因と考えられるので、今後は、その回復に向けた取組を通年で実施したい。
 また、冬桜以外の魅力アップのため、売店組合などの関係者による協議会を立ち上げ、「自分たちで何ができるか」を考えていくこととし、来年度予算に計上する予定である。
委員:市の取組は県の森林公園の集客にもつながる。来場者のアンケート結果はどうか。
申請者:来場者の75%が「よい」と回答している。県外からの来園者、リピーターも多い。
委員:椿園とロウバイ園をきれいにして欲しい。
委員:茶室をうまく活用できないか。
申請者:市でも課題として認識している。地元で盛んな俳句と組み合せた取組も考えたい。

(以上)

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