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平成27年度第35回群馬県環境審議会議事録

更新日:2015年12月21日 印刷ページ表示

開催日時

 平成27年11月18日(水曜日)10時00分~11時50分

開催場所

 県庁29階 第一特別会議室

出席者の状況

  • 委員 15名出席 7名欠席 (定足数12名)
  • 事務局(県) 環境森林部長 環境政策課長、環境エネルギー課長、環境保全課長、廃棄物・リサイクル課長、自然環境課長ほか
  • 参考人等 なし
  • 傍聴人 なし

審議の概要と審議結果

  1. 開会
  2. あいさつ 青木環境森林部長
  3. 定足数の確認 委員15名の出席があり、定足数12名を満たしていることを確認した。
  4. 議事
    • (1)審議事項
      • 「第二次群馬県循環型社会づくり推進計画」の策定について
         「第二次群馬県循環型社会づくり推進計画」の策定について、廃棄物・リサイクル課長から説明があり、その内容について審議され、次回審議会において答申することになった
    • (2)説明事項
      • 「平成27年版環境白書」及び「群馬県環境基本計画2011-2015」の進捗状況の調査結果について
         「平成27年版環境白書」及び「群馬県環境基本計画2011-2015」の進捗状況調査結果について、環境政策課長から説明がなされた。
      • 「群馬県環境基本計画2016-2019」の策定について(中間報告)
         前回1月の環境審議会で諮問があり、継続審議中である「群馬県環境基本計画2016-2019」の策定状況に関して、環境審議会環境基本計画部会長及び環境政策課長から説明があり、次回審議会において答申することになった
    • (3)その他
      • 「群馬県希少野生動植物の種の保護に関する条例」に基づく特定県内希少野生動植物種の指定について
         「群馬県希少野生動植物の種の保護に関する条例」に基づく特定県内希少野生動植物種の指定について、自然環境課長から説明がなされた。
  5. 閉会

第35回群馬県環境審議会概要

審議事項

「第二次群馬県循環型社会づくり推進計画」の策定について

(事務局から説明)

【委員】

  • 『群馬県の地域特性を活かして』という言葉は、『「質」をより高めた』というところにかかっているが、これは「質」だけでなく、適正処理、あるいは量にもかかるべきものではないか。
  • 『「質」をより高めた資源循環』ということについて、よりわかりやすく記載したほうがよい。
  • 林地残材や産業廃棄物となる根株や伐根、園芸・農芸由来の食品残さは、森林県及び農業県である本県の特性により発生するものともいえるが、これらをエネルギー資源、リサイクル資源というより、さらに五次産業・六次産業化するという選択肢もあると思う。
  • 除染残土と放射性の汚泥の処理について触れておく必要はないか。

【委員】

  • 基本理念の中で、特に『循環させる資源の「量」』ということが、どうしたいのか明確でないため、文章を検討願いたい。

【廃棄物・リサイクル課長】

  • 基本理念及び解説について、よりわかりやすいものとしたい。
  • 放射性物質を含んだ廃棄物については、特別措置法が制定されており、その処理は国が行うという枠組みで動いている。

【委員】

  • 基本的な方向性はよいと思う。特に最後の指標の中で、一人一日当たりの生活系収集可燃ごみにフォーカスしたのは分かりやすい設定である。
  • 質を高めるということについて生活者レベルで考えたとき、ひとつには、今まで分からずに可燃に出していたものを明確な意識のもとにリサイクルだと分別できるようになることが、質の向上に繋がるのではないかと思う。
  • 一般廃棄物の中で可燃ごみ中の生ごみをどうするかが、大きなポイントだと思う。現行計画でも、堆肥化施設が少ないということが、リサイクル率を下げているという記述もある。前橋市は、最近段ボールコンポストというものを推進しているが、モニターの反応は好評のようである。こういった取組を計画の本編の中に先進事例として、紹介いただきたい。

【委員】

  • 地域で循環しているものに何があるか、なかなか思い浮かばない。今は、人の流れも、ものの流れも広域に動いてしまっている。地域循環というのを考えた時には、施設の適正な規模がカギになると思うので、その設定の仕方、また、実際に地域で回っているものを使って、そこにごみ処理などを乗せていくイメージで、回っているものを見える化することが大事だと思う。
  • ごみ処理を有料化したり、分別をより細かくすることで、減量の効果が出てくるという話があったが、不法投棄とセットで考えないといけない問題と思う。不法投棄が増えないようにするためには、自分の捨てたものがどういう風に動いていくか、一般の人たちが流れがみえるようデータをオープンにしていくことで、資源の見える化が進められるとよいと思う。

【委員】

  • 私たちが出すごみの多さの指標を今回改めることは、県民にとって分かりやすくてよいと思う。
  • 実際の堆肥化の様子を、計画の中にトピック的に入れるとよい。大規模な施設の取組ではなく、一人一人がこんなことをしているということが、計画の中に入るとよいと思う。自分自身、生ごみを堆肥にして使っており、大幅に可燃ごみを減らすことができるし、燃やすための燃料を節約できて、CO2も減らせるといったいくつもの利点があるので、ぜひ推進していただけたらと思う。

【会長】

  • このほかの意見は、11月30日までにコメントペーパーで事務局に御意見等御提出いただきたい。
  • 事務局からの説明によると、本日の意見を踏まえて、さらに計画づくりを進め、1月末頃までに答申を得たいということである。本件については、次回の審議会において最終的な答申をするということでよいか。

【委員】

(異議なし)

【会長】

 それではそのように進めさせていただく

説明事項

「平成27年版環境白書」及び「群馬県環境基本計画2011-2015」の進捗状況調査結果について

(事務局から説明)

【委員】

 尾瀬学校や小・中学生のためのフォレストリースクール参加人数が「減少」となっているが、生徒数の減など、母集団がトレンドに伴って変動するものである場合、母集団に対する率を指標としてはどうか。同様に、鳥獣害の被害額が「減少」とあるが、もともとの農地面積や農業生産額が減っている中で、それに対してどうかということが必要だと思う。

【環境政策課長】

 表現について、工夫しなければならない点もあるので、御意見を踏まえて考えていきたい。

「群馬県環境基本計画2016-2019」の策定について

(事務局から説明)
【委員】

 「森林環境の保全」を独立させたということは評価する。森林の整備面積は減っているが、素材生産量は増えている。森林整備をする人の数が増えない中で、素材を出そうとするとこのような形になってくるのだと思う。その点は、前から問題点として挙がっているが、なかなか打開策がない状況であるので、整備の質を高められるような方針を掲げてもらったらどうか。森林の持つ機能を捉えたうえで、例えばA材を何本この森林から出そうというような目標を森林ごとに設定して、質を高めていくというような整備の仕方を考えてもらったらどうか。若い人たちが夢を持てるような作業の仕方、森の作り方というところから入って行けるような体制づくりを目指していただきたい。

【環境政策課長】

 環境基本計画と同時に、今、森林・林業基本計画の中間見直しを進めている。そことの連携をどう図っていくのか、検討させていただきたい。

【委員】

 前の議題の環境基本計画の進捗状況調査結果では、「住宅用太陽光発電設備設置に対する補助」を取りやめる方向とされているが、「家庭の省エネルギー行動の普及・啓発」と相反しないか。

【環境エネルギー課長】

  • 太陽光発電は、家庭での省エネルギー活動というより、どちらかというと創エネ、家庭でエネルギーを作って、買う電力を少なくするという意味合いになると考えていて、省エネと太陽光発電とは、必ずしも同じレベルとは考えていない。
  • また、太陽光発電については、FIT価格が低下している中で、家庭への普及はブレーキがかかっているという状況になっている。そのため、とりあえず太陽光発電に対する補助については、少し考えさせていただきたい。
  • 再生可能エネルギーが各家庭に入っていくということは非常に必要だと考えているので、どういった形で家庭に再生可能エネルギーを普及させることができるのか、少し違った次元で検討していきたい。

【委員】

 自然エネルギーについて、家庭で利用していくことについて後退したわけではないということでよいか。

【環境エネルギー課長】

 後退したということではない。

【委員】

 「地球温暖化の防止」の4番目にも、「再生可能エネルギーの導入促進」ということが言われていて、実際に家庭で一番取りかかりやすい再生可能エネルギーというと、やはり太陽光と考えられることが多い。そこのところで、誤解を生まないように、明確に出していく必要があると思う。県民の意識と県が考え進めているところのギャップが、タイムラグとしてもあるのであれば、何らかの方法でそこを埋める努力をしなければならないと思った。

【環境エネルギー課長】

 誤解のないように進めていきたいと思うので、よろしくお願いしたい。

【委員】

 住民はそれぞれ生活が違っているため、お知らせして理解をしていただくことが肝心なのかなと思っている。環境はそれぞれの捉え方によって、ずいぶん違っているものがあるように思われるので、それぞれが理解できるような話の仕方やお知らせ方法を検討していく必要があると思いながら、勉強させていただいている。

【環境政策課長】

 県民の方に理解をしてもらわなければ、せっかく計画を作っても実効性が上がらないので、一緒に行動を取っていただけるような仕組みを考えている。

【委員】

  • 表現に気をつけて、十分に練っていただきたい。例えばメインテーマなども、今ひとつ歯切れが悪い印象がある。それから、人口減少というのが非常に重要なテーマなように思うので、その効果や背景なりを十分に議論していただけるとよいと思う。
  • それから、基本指針が4つ並んでいるが、例えば(1)の環境に責任を持つ人づくりが、重点取組の中では一番最後に対応するのだと思うが、基本指針と重点取組の連動について配慮いただきたい。

【委員】

 県内の山間地にメガソーラーがどんどん計画されているが、太陽光発電はあのようなものよりも家の屋根の上にあった方がより効果は高いのではないかと私自身は思っている。例えば、メガソーラーがゴルフ場の跡地にできたりすると、生物の多様性への影響などが考えられる。この計画では、明確には出せないかもしれないが、イメージとして示していただけるとありがたいと思っている。

【委員】

  • このほかの意見は、11月30日までにコメントペーパーで事務局に御意見等御提出いただきたい。
  • 部会長及び事務局からの説明によると、本日の意見、計画部会での審議などを踏まえて、さらに計画策定作業を進めて、1月末頃までに答申を得たいということである。本件につきいては、次回の審議会において最終的な答申をするということでよいか。

【委員】

(異議なし)

【会長】

 それではそのように進めさせていただく

その他

「群馬県希少野生動植物の種の保護に関する条例」に基づく特定県内希少野生動植物種の指定について

(事務局から説明)

【委員】

 絶滅が危惧される県内の動植物はかなりいるが、その中で、動物3種と植物8種を指定された理由をお聞きしたい。

【自然環境課長】

 先生方にも協力をいただきながら、希少な動植物種について少しずつ調査調査をしている。いきなり全部というわけにはいかないため、知見の整ったものから少しずつ指定していくことをまずは考えている。これで終わりということではなく、順次調査をしながら、知見が整ったものから指定をさせていただきたい。

【委員】

 知見が整ったというのは、どういうことか。

【自然環境課長】

 希少な動植物としてレッドデータブック等に記載されていても、生息地域がわからないもの、最近の調査で例えば生育状況が現在確認できなくなってきてしまったもの、そういったものまで指定できるわけではない。実際に生育地がどうなっているかといったことを再度確認しながら指定をしていく。

【委員】

 特定県内希少野生動植物種が指定されたことで、実感としては、絶滅危惧種にランク付けがされてしまった感じがしている。というのは、地元に絶滅を危惧されている魚がいるが、保護が重要だという話をしても、「(特定県内希少野生動植物種に)指定されていないよね。」というようなムードが出てきている。こちらとしても、重要なものと県が認めて保護しようとしているといった話もできず、保護活動においては、ここでランク付けがされてしまって非常に残念だったかなという気がしている。今後随時追加されるということで、このように思っている方は大勢いらっしゃると思うので、是非御検討をお願いしたい。

【自然環境課長】

 関係者の方には、色々な思いを持っている方がいらっしゃると思うので、それを踏まえて考えていきたい。

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