12月　第2回若手女性農業者研修会を開催

経営の基礎知識と絹女メンバーの農業経営について学ぶ

要約

　若手女性農業者ネットワークの絹女を対象に、第2回若手女性農業者研修会を開催しました。研修会では農業経営の基礎知識について学びました。また、絹女メンバーが自身の農園の経営発表や休日の取り方について紹介を行いました。

1　ねらいと背景

　富岡地区農業指導センターでは、若手女性農業者ネットワークの絹女の活動推進とリーダー育成を目的に各種研修会を開催しています。今回は、経営者の視点や知識を身につけるための研修会を開催しました。

2　取り組み内容

　11月29日（火曜日）に開催した研修会には7名が参加しました。はじめに税理士・中小企業診断士の田子宏美氏から、「農業経営の基礎知識」と題し、経営とは何か、農業になぜ経営が必要なのか、経営の問題点の見つけ方等についてグループワークを交えた指導をいただきました。
　次に絹女メンバー2名から「私の農業経営紹介」、「週休2日の農業を目指して」と題し、自身の農園の経営概要や仕事と家事の両立、休日を確保するために行ったこと等の発表がありました。子供の夏休み期間と農繁期が重なるため、子供との旅行に行けないことなどの悩みや休日確保のために日々の作業を記録し、見返すことで無駄な作業を減らせるなどの工夫点を参加者同士で共有できました。また、発表した2名も講師としての役目をしっかり務めました。参加者も「非常に勉強になった。刺激になった。」と話していました。

3　今後の方向

　今後も、若手女性農業者が目的や課題を持って取り組める研修会を開催していきます。また、今回のように研修会等において、若手女性農業者に講師の役割を果たしてもらう機会をつくり、リーダーシップ醸成に向け支援していきます。

グループワークの様子

絹女メンバーの事例発表