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9月 子実用とうもろこしの生産に向けた取組

更新日:2022年12月19日 印刷ページ表示

要約

 前橋市の子実用とうもろこし実証ほ場において、中部管内のコントラクター組織や畜産農家及び関係者を対象とした現地検討会を開催し、栽培適性ととうもろこし子実サイレージの調整方法について、今後の生産に向けた課題検討を行いました。

1 ねらいと背景

 家畜の生産コストの3~5割を占める飼料費のうち、約9割を輸入に依存している濃厚飼料の価格が高騰しており、畜産経営を圧迫していることから、近年、国産濃厚飼料の安定供給に向けて、全畜種に供給可能な子実用とうもろこしの国内生産が増えています。とうもろこし栽培は、輪作作物の連作障害解消や収量増加に効果があり、作業工程も省力化が可能なことから耕種農家が注目しています。
 そこで普及指導課では、耕畜連携の促進や飼料自給率向上に繋げるため、関係機関と連携して、管内における栽培適性を確認し、子実用とうもろこしの生産拡大を目指します。

2 取り組み内容

 本県では、令和2年度から玉村町で子実用とうもろこしのモデル生産に取組んでおり、今年度は前橋市における試験栽培を行いました。前橋市における栽培適性及びとうもろこし子実のサイレージ調整方法の検討を目的とし、9月5日の収穫作業に合わせて現地検討会を開催しました。管内コントラクター組織や畜産農家、市町村等の関係者28名が参加し、県内の取組経過や品種毎の栽培データ、収穫・サイレージ化調整作業の実演を通じて、今後の生産に向けた課題検討等を行いました。

3 今後の方向

 県内における生産の普及に向け、栽培体系や流通体制の構築を関係者と検討していきます。

検討会の様子の画像
検討会の様子

収穫実演の画像
収穫実演

サイレージ化調整の画像
サイレージ化調整

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