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10月 コギクの需要期安定生産支援

更新日:2022年12月19日 印刷ページ表示

要約

 赤城橘花卉園芸組合を対象に、「小夏の恋」の開花調整のための実証ほを設置しました。また、組合員のほ場巡回による現地研修会等を開催して情報を共有することで、需要期の安定出荷を目指しています。

1 ねらいと背景

 県育成新品種である赤色のコギク「小夏の恋」は、赤城橘花卉園芸組合では、令和2年度から出荷が始まりました。しかし、開花が需要期よりも早くなってしまうことから、エテホン処理により開花を遅らせることが出来るかの確認を行うため、令和3年度から実証ほを設置しています。

2 取り組み内容

 令和3年度の実証ほでは、「小夏の恋」にエテホン処理を行い開花を遅らせることが確認できたことで、生産者が興味を持ち、今年度から3名の生産者がエテホン処理を始めました。今年度の実証ほは「小夏の恋」を含む需要期に対して開花の早い3品種に対して設置しました。
 また、お盆用コギクの出荷が始まる前の7月21日、組合員のほ場15カ所を巡回する現地研修会を開催し、実証ほの内容を説明して処理による生育の違いや開花状況を確認してもらいました。普及指導課では、今年の生育状況を確認した上で、ほ場の生育に合わせた管理と病害虫防除のポイントを指導しました。

3 今後の方向

 今年は全国的にコギクの開花が遅れましたが、エテホン処理を行うことで開花を遅らせることが確認できました。今後も実証ほの調査結果を情報提供するとともに、需要期に対して開花の早すぎる品種にはエテホン処理を推進していきます。

実証ほの画像
実証ほ

現地研修会の様子の画像
現地研修会の様子

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