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11月 第2回シクラメン栄養診断現地検討会の開催

更新日:2022年12月19日 印刷ページ表示

栽培管理経過と品質の確認

 中部普及指導課では、シクラメンの栄養診断を実施している8戸を対象に「第2回シクラメン栄養診断現地検討会」を開催しました。これまでの栄養診断に基づく肥培管理と出荷間近となったシクラメンの品質について確認し、意見交換を行いました。

1 ねらいと背景

 中部管内では、8戸のシクラメン生産者が高品質な生産を目的に、栄養診断に取り組んでいます。今年度は4月14日から栄養診断を開始し、生産者自身が土壌排出液と植物体の硝酸態窒素とリン酸の分析に取り組んできました。
 普及指導課では隔週で各生産者を巡回し、pH、EC、カリを測定するとともに、測定値や管理内容をまとめた資料を送付するなど、生育期ごとの肥培管理や病害虫防除等に役立ててもらっています。

2 取り組み内容

 生育の途中経過を確認、検討した「第1回シクラメン栄養診断現地検討会」(7月5日開催)に続き、「第2回シクラメン栄養診断現地検討会」を10月25日に開催しました。当日は、8名が参加し、各生産者のほ場を巡回後、栄養診断結果や栽培管理方法と生育・開花状況を照らし合わせながら、意見・情報交換を行いました。今年は、全体的に品質は良好で順調に生育しており、診断値は各自が目標とする指標に近い管理ができるようになってきています。普及指導課からは、出荷開始時期に一番心配される灰色かび病対策や今後の肥培管理等について指導しました。
 行事が少ない状況が続く中、「ほ場を見たり話が出来て良かった」と言った声が聞かれ、生産者同士は各ほ場で活発な情報交換を行っていました。

3 今後の方向

 1月下旬には実績検討会を計画しており、栄養診断結果に基づく肥培管理、生育や気象の経過、資材や燃油等高騰の経営への影響を確認し、次年度の栽培管理に反映させることで、高品質生産を支援していきます。

現地検討会の様子の画像
現地研修会の様子

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