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11月 子実用とうもろこしの生産に向けた取組

更新日:2022年12月19日 印刷ページ表示

要約

 玉村町の子実用とうもろこし実証ほ場において、中部管内のコントラクター組織や畜産農家及び関係者を対象とした現地研修会を開催し、3年間の生産の取組やグリーンな栽培体系での生産について検討を行いました。

1 ねらいと背景

 家畜の生産コストの3~5割を占める飼料費のうち、約9割を輸入に依存している濃厚飼料の価格が高騰しており、畜産経営を圧迫していることから、近年、国産濃厚飼料の安定供給に向けて、全畜種に供給可能な子実用とうもろこしの国内生産が増えています。とうもろこし栽培は、輪作作物の連作障害解消や後作の収量増加に効果があり、作業工程も省力化が可能なことから耕種農家からも注目されています。
 そこで普及指導課では、耕畜連携の促進や飼料自給率向上に繋げるため、関係機関と連携して、管内における栽培適性を確認し、子実用とうもろこしの生産拡大を目指します。

2 取り組み内容

 本県では、令和2年度から玉村町で子実用とうもろこしのモデル生産に取り組んでおり、3年間の取組内容を周知するとともに、グリーンな栽培体系への転換サポート実証ほで取り組んだ生産方法の検討を目的とし、11月8日に収穫作業に合わせて現地研修会を開催しました。管内コントラクター組織や畜産農家、市町村等の関係者19名が参加し、県内の取組経過や品種毎の栽培データ、収穫作業の実演を通じて、今後の生産に向けた課題検討等を行いました。

3 今後の方向

 県内における生産の普及に向け、栽培体系や流通体制の構築を関係者と検討していきます。

研修会の様子の画像
研修会の様子

収穫実演の画像
収穫実演

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