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第3回群馬県馬事公苑指定管理者選定委員会概要【平成26年】
1 日時
平成26年10月28日(火曜日)10時00分~正午
2 場所
群馬県庁 17階 171会議室
3 出席委員
6名(藤井委員欠席)
4 議事
(1)第2次審査
申請団体である公益財団法人群馬県馬事公苑が、申請に基づき事業内容等についてプレゼンテーションを行った後、選定委員による質疑応答を行った。その後、選定要項に基づいた審査票により、各選定委員が採点を行った。
主な質疑等
(委員)平成25年度の利用鞍数はどれだけか。また、利用者減少対策とその成果はどうなっているのか。
(申請者)7,618鞍であった。看板の作成、HPの刷新、有料広告の掲載などを行った。めざましい成果は出ていないが、地道な努力を続けていくほかないと考えている。
(委員)地域連携の関係で11月3日に地元で産業祭があるが参加するのか。
(申請者)これまでは参加していなかったが、参加可能であれば参加したいと考えている。
(委員)公益性の観点で、他の乗馬クラブとの棲み分けはどうなっているのか。
(申請者)県内唯一の競技施設であること、完全ビジターであることなどが一般の乗馬クラブとは異なる。障害者や不登校児の乗馬も積極的に行っており、各種イベントに参加して引き馬体験を実施するなど乗馬人口の底辺拡大に努めていることも公益事業の一環と理解している。
(委員)収益にならない事業であるが、今後とも頑張ってほしい。
(委員)サービス向上の新たな取り組みはあるのか。
(申請者)サービス向上は、第一にお客を大切にすることである。短期乗馬では、終了後に行っていたアンケートを毎回出してもらうことで、その意見をすぐ本人に還元できるよう改善した。4月からはベテランのインストラクターを招聘してレベルアップを図ろうと考えている。このほか、外場乗馬(施設内の馬場以外を回る乗馬)の導入を検討しているが、安全確保などの面で問題があり、それがクリアできるようであれば是非実施したいと考えている。
(委員)ホームページやFacebook(フェイスブック)の管理はどうなっているのか。
(申請者)ホームページ等は、受付の有能な職員が担当している。
(委員)ホームページ等の管理は、属人的でなく組織として対応すべきである。
(2)採点
各委員が審査票で評価をした。
5 審査結果及び答申
各委員の評価を事務局が集計した結果、申請者の得点は募集要項に定める基準を満たしていたので、申請者を群馬県馬事公苑の指定管理者の候補者とすることを出席者全員一致で決定した。