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水道水の着色について

更新日:2011年3月1日 印刷ページ表示

Q 朝、水道から色つきの水が出るのですが、大丈夫でしょうか。〔水道水の着色〕

A 水道管由来の金属が原因と考えられます。水を流し、透明になってから使いましょう。

 主な水道管はダクタイル鋳鉄管や鋼管、塩化ビニル管などですが、給湯器や湯沸かし器には熱や腐食に強い銅管が使用されます。また、ビルやマンションなどの給水管の中には、腐食を防止する目的で亜鉛塗装をした鋼管を使用したものがあります。そのため、老朽化した鋳鉄管や鋼管に発生した鉄サビが流出したり、水道水の滞留時間が長くなると、水道管の金属が溶け出し、水を着色することがあります。色別に見た主な原因は次のとおりです。

  • 赤い水:鋳鉄管や鋼管等から鉄サビが流出したため
  • 青い水:銅管から銅イオンが溶け出したため
  • 白い水:コップに汲んですぐに透明になる場合は、水道水に溶け込んだ空気が大量の気泡になったため。コップをしばらく放置しても色が消えない場合は、亜鉛と槽の水道管が老朽化等により亜鉛が溶け出したため。

 これらの金属はヒトの必須栄養素でもあり、通常の摂取量であれば健康上の問題ありません。しかし、料理の風味を損ねたり、洗濯物のシミの原因になったりすることがありますので、透明になるまで水を流してから使いましょう。それには、朝一番の水をトイレに使用するのが効果的です。

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